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     アールグレーのパウンドケーキ
 難易度:★★☆ 調理時間:90分

 

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東京に昔あったケーキ屋さんのレシピです。残念ながらそのお店
は閉店してしまったので「本物」を食べずじまいなのですが、この
レシピは本当に美味しくてイチオシです。

このケーキ、我が家では定番レシピになってまして、知人への
ちょっとしたお土産にもよく焼きます。面白いことに砂糖、グラニュー
糖は全く使わず、粉糖と水飴だけで甘味をつけています。美味しさ
の秘密はその辺にあるのかな?
 
(18×8cmパウンド型1本分)

 ・バター又はケーキ用
  マーガリン
 ・粉糖
 ・水あめ
 ・粉ミルク
 ・卵
 ・紅茶(アールグレー)の葉
 ・牛乳
 ・紅茶のリキュール
 ・薄力粉

140g

127g
27g
4g
2個
4g
5g(小さじ1)
5g(小さじ1)
134g
1.  パウンド型の底と側面にバター(分量外)を塗り、クッキングシートを貼り付けておきます。
2. ボールにバターを入れ、バタークリームを作る要領でやわらかく練ります。(大きめの泡立て器(できれば電動)があるとらくちん)
3. 2.に粉糖、水あめ、粉ミルクを一度に入れて全部溶け合う程度に軽く混ぜ合わせます。(混ぜすぎるとパサパサになるので注意)
 ※バターと粉糖を混ぜるとき、すり混ぜ過ぎないようにして下さい。空気を多く含んでパサパサした生地になります。
4. 卵をよくときほぐして、2〜3回に分けて加え、都度丁寧に混ぜます(ここまで来ると、かなり液状に近くなり混ぜやすくなってます)。
5. 紅茶の葉、牛乳、紅茶のリキュールを加えて混ぜます。
6. 薄力粉を一度にふるい入れ、切り混ぜます。
 7. オーブンを180度(機種によって差があるので、お使いのオーブンのお料理ブックを参照してパウンドケーキの温度を確かめてください(大抵、パウンドケーキの作り方は載ってると思います))に温めます。
8. パウンド型に生地を流し込みます。何度か型をクッションor座布団などに落として、空気抜きをして下さい。
9.  オーブンが温まったら1時間くらい焼きます。最初は40分程度にしておき、金串を刺して生地が付いてくるようでしたら生焼けですので10分程度ずつ追い焼きをしてベストタイムを見つけてください(注:最初の三十分は決してオーブンから出さないで下さい。膨らんでる最中で生地がしっかりしていないので悲しい結末を迎えます^^;)。
10. オーブンから出したら、(教科書通りではありませんが)すぐに型から抜いてクッキングシートを外し、ケーキクーラー(オーブンに付属の金網状のやつ↓)に乗せてケーキの表面を空気に触れさせて冷まして下さい。余熱でケーキの表面の水分が飛び独特のカリッとした食感が出ます。加えて表面が硬くなって保湿作用が働き中の生地のしっとり感を守ります。

※型から抜くときは丁寧に。この時点では生地は非常に柔らかいので雑に扱うと真中でぽっきりといった悲劇を生みます。^^;
  
  • 分量の数字がやたら、細かいのは、オリジナルのレシピが卵1・1/2という非常に中途半端なものであったため家で作りやすいように算定し直したためです。
  • 無塩バターはケーキ用マーガリンで十分代用できます。
  • 粉ミルクは赤ちゃんが飲むやつでOKです。なければ、スキムミルクやクリープでも可。それもなければ、牛乳の代わりに生クリーム(なければコーヒーフレッシュ)を6g加えて下さい。
  • アールグレーは、ティーバックを解体して使うと分量を量らなくてもいいので(ティーパック1個分の茶葉の重さはパッケージに書いてくれてます)らくちんです。が、何度も作るのであれば箱買いがお薦め(↓写真(左)は業務スーパーで安く買い求めた缶だったりします)。
  • 紅茶のリキュールは、大きな酒屋等で売っています。自分は成城石井の阪急三番街店(地下二階のワインとか売ってる店)で見つけました。↓写真(右)のようなボトルです。手に入らなければ、紅茶の茶葉を多めにすることで全然OKです。(そもそも、紅茶の葉の分量は好みなので適当で構いません)
     


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