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     甘辛ポークカレー
難易度:★★☆ 調理時間:25分


 

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わりと最近になって織田作之助の「夫婦善哉」を読みました。
陽気でしっかり者の芸者蝶子と妻子持ちの若旦那柳吉が良い仲に
なって駆け落ちする話。この若旦那が絵に描いたようなダメ男で
なんで見限らないんだよ──なんて小説のことながら蝶子にやき
もきしたものです。 ま、ストーリーは置いておいて(置いてお
くなよ)、この小説にはたくさんの美味しそうな料理が登場しま
す。 二人が自由軒で真ん中に卵を割り込んだライスカレーを頂
くシーンなんかは本当に美味しそうだったな。 自由軒は今でも
大阪で営業しているお店ですがその本店には執筆中の織田
作之助の写真を飾った額があります。その額に添えられた一文は
けっこう有名で。 トラは死んで皮をのこす、織田作死んでカレー
ライスをのこす というもの。 自由軒のカレーを食べたのははるか
昔なので記憶が朧なのですが辛さ一辺倒ではなくけっこうマイル
ドな味だった記憶があります。 その再現料理ではないのですが
大阪人なら好みそうな味のカレーを作ってみたくて肉じゃがを下
敷きにしてこんなカレーを作ってみました。
 (2人分)

 ・ご飯
 ・豚肉(部位はお好みで)
 ・大根
 ・バター
 ・ラード
 ・カレールウ(辛口がオススメ)
 ・水

[調味料パート]
 ・蕎麦の本返し
 ・砂糖
[仕上げパート]
 ・味噌
 ・オイスターソース
 ・水

2膳分
150g
5cm
5g
3cm
1/4パッケージ
ルウ1/4パッケージ分
(300mlくらい)

大匙2
9g(大匙1)

6g(小匙1)
6g(小匙1)
30g(大匙2)
1.  小鍋に大根がひたひたになるくらいの湯(分量外)を沸かします。待っている間に大根をかつらに剥いて1cm厚のいちょう切りにします。湯が沸いたら大根を入れて5分下茹でし、ざるに揚げて水気を切ります。
2. 鍋にバターとラードを入れて中火にかけバターが融けたら大根を加えて1分炒めます。これに食べ易い大きさに切った豚肉を加えて更に1分半炒めます。更に[調味料パート]を加えて2分炒めます。
3. 水を加えてひと煮立ちさせカレールウを加えて弱火で10分煮込みます。待っている間に[仕上げパート]を合わせて味噌をよく溶かしておきます。
4. 鍋に[仕上げパート]を加えてよく混ぜればできあがり。
  
  • まさに甘辛! という味に仕上がりました。肉じゃがの味付けをベースにしたのですが、これ関西人の琴線に触れる味だと思います。
  • 基調になる味がかなり甘めなので合わせるカレールウはできればスパイシーな辛口がおすすめです。
  • 抵抗のある方もいらっしゃるかもですが大根って案外カレーによく合う根菜なのです。ぜひお試しあれ。もちろんじゃがいもを使っても美味しく作れますよ。


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