TOP >> Gのレシピ集 >> おかず系(中華・点心) >> あんかけ焼き肉
            

     あんかけ焼き肉
難易度:★★☆ 調理時間:16分


 

このエントリーをはてなブックマークに追加
 (過去の『特集』情報
「おせち料理特集(2013年バージョン)」
 (過去の新着情報)
 
 姉妹サイト「Gの書斎」
 ツイッター
 携帯版「Gの食卓」
 携帯版「Gの書斎」
 
アフィリエイト・SEO対策
 
 
昨今の諸物価高騰の煽りを喰らってか回転ずしチェーンがウリだ
った「1皿100円」を離脱してあちこちで値上げし始めたなん
てニュースを聞きます。結果、そこそこ食べると1人2000円
くらいかかっちゃったなんてことになって、これならきちんとし
たお寿司屋さんでランチサービスを頼んだ方が安くつくかもなん
て過日、娘と会話していました。 なんか、ちょっと前までは1
皿100円均一なんてダイソーみたいなお寿司屋さんがごろごろ
していて経営の方は大丈夫なのかしらんといらん心配をしていた
のが懐かしいw 飲食店の中には回転ずし以外にも単価の安いお
店というのがあります。例えば串カツ屋さん。豚バラ、鶏もも、
イカ、タコ、サーモンなんでも1本100円なんてお店もあった
りします。 それから焼鳥屋さん。高田馬場には1本60円から
高くても100円というお店があるらしい(但し、鴨は150円
、カエルは400円。ちょっと食べてみたい)。ローソンですら
焼き鳥を販売しだしたときは1本100円でした。 どれもそれ
なりに満足感のある料理なのにこんなに安くて良いのかなと思っ
ちゃうのですが実は自分で作ってみるとそのからくりに気づけま
す。 例えば串カツ。豚バラと玉ねぎを交互に挟んだ串を作ると
します。豚バラ肉が100gあれば6本作れます……って、1本
あたりの肉の量って16グラムかよ! 焼き鳥にしても同じこと
。1串当たりだいたい30〜40グラムです。握り寿司だってシ
ャリの上に載っている刺身の重さを計ったら安さの秘密は白日の
下に……以下、略 騙された! なんて思っちゃだめですよ。い
くら材料をそろえてもプロが作る焼き加減、揚げ加減、ソースの
奥深さが楽しめるわけではありませんから。あの安さで堪能でき
るのなら文句を言う筋合いはありません。 むしろ、そういうア
イデア(?)にヒントをもらって夕飯づくりに活かせば良いので
はとポジティブに考えましょう。 過日、焼き肉用の豚バラ肉が
100グラム冷蔵庫に残っていました。 よし、今夜は焼肉だ!
って、量がしょぼすぎる。秒でなくなって食べ終わった後も空
腹なんてことになるのは目に見えている。これが串カツなら6本
作れる量なのですが串を打つには薄すぎる──ならば他の食材
と合わせて炒め物にしたらどうだろう。ついでに酢豚風に中華餡で
もかければ更にボリュームアップ! ということでこんな一皿を
作ってみました。
 (1人分)

 ・豚バラ焼き肉用
 ・ししとう
 ・玉ねぎ
 ・サラダ油
[下味パート]
 ・(市販の)焼き肉のタレ
[あんパート]
 ・水
 ・オイスターソース
 ・濃口醤油
 ・砂糖
 ・トマトケチャップ
 ・酢
 ・片栗粉

100g
5〜6本
1/4個
4g(小匙1)

18g(大匙1)

80g(80ml)
6g(小匙1)
6g(小匙1)
6g(小匙2)
5g(小匙1)
5g(小匙1)
3g(小匙1)
1.  豚バラ肉は1口大に切って[下味パート]に10分漬け込みます。ししとうはヘタを取って小口切りにします。玉ねぎは細切りにします。[あんパート]は合わせてよく混ぜておきます。
2. 中華鍋かフライパンにサラダ油を入れて中火にかけ玉ねぎを入れて炒めます。玉ねぎがしんなりし始めたらししとうとお肉を[下味パート]ごと加えてお肉に焼き色が付くまで炒めます。
3. [あんパート]を再度よくかき混ぜて片栗粉を溶かし2.に加えてとろみが付くまで煮ればできあがり。
  
  • 見た目は酢豚っぽいのですが下味に焼き肉のタレを使っているので味は焼肉風です。調味料を餡状にしてあるので舌に絡み易く焼肉好きにはたまらない1品かも。
  • お肉の量が心もとない時はこの料理のように野菜などを合わせてボリュームアップするのがセオリーです。おつまみかせいぜい副菜にしかならないと思っていた食材を主菜に格上げできちゃいますよ。
  • このレシピで使っている食材は一例です。他にも人参やキノコ類など酢豚に使いそうな食材をあり合わせで加えてください。
  • 更にガツンとしたパンチが欲しい方はみじん切りにしたにんにくを工程2.で玉ねぎと一緒に炒めてください。風味がぐんとガッツリ系に寄ります。


本サイトの著作権は全てサイトマスターに帰属します。本サイトの転記は、ご遠慮願います。

inserted by FC2 system inserted by FC2 system