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     厚揚げのそぼろ餡肉じゃが風味
難易度:★★☆ 調理時間:15分


 

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僕は神戸市で生まれて神戸市で育った生粋のべっこです(横浜の
ハマッ子に対して古い神戸市民はこんな呼び方をします)。 神
戸には市役所を擁する三宮という繁華街があるのですが多くの大都市のご多分に漏れずこのエリアにも大きな地下街がありま
す。その名もさんちかタウン、略してさんちか。 今では50年以上
の歴史を経てよく言えば老舗の風格、悪口っぽく言えばちょっと
くたびれた商店街の風情を持つたたずまい。 ですが、もちろん
サンチカにだってオープンした初日というのがありました。 自
分でもちょっとびっくりするのですが古いアルバムをめくるとど
うやら僕はそのオープン初日に一番客として立ち会ったらしい。
といっても一歳半くらいのよちよち歩きの頃ですから全く記憶に
ないのですが。 なので想像するしかないのですが、きっとその
時、僕が見たのは時代の最先端を行くハイカラな地下商店街だっ
たことでしょう。どんなお店があったのかな? どんな事物にも
生まれた時、発祥した時というのはあります。その時にはハイカ
ラだの恰好良いだの、おしゃれだのもてはやされるものが多いで
すがいずれも時がたてばありきたりでそこにあって当たり前で誰
もいちいち気に留めなくなります。 それは料理においても同じ
こと。肉じゃがという料理は生まれたての頃は海軍生まれのハイ
カラな料理と思われていたかもしれませんが今となってはごくあ
りふれたお惣菜。誰もおしゃれともなんとも思いません。 その
代わり、なんか懐かしい味。心がほっとするお惣菜なんてノスタ
ルジックな気分に浸ることができる一品に変化していっています
ね。 今ではノスタルジックですらある料理の生い立ち──そん
なことを想いながらこんなアレンジ料理を作ってみました。
 (1人分)

 ・厚揚げ
 ・玉ねぎ
 ・刻み葱
 ・サラダ油
 ・水溶き片栗粉
[調味料パート]
 ・濃口醤油
 ・砂糖
[煮汁パート]
 ・水
 ・味噌
 ・オイスターソース

半丁
1/4個
少々
4g(小匙1)
4.5g(大匙1/2)分

15g(小匙2強)
9g(大匙1)

100g(カップ1/2)
6g(小匙1)
3g(小匙1/2)
1.  厚揚げは5mm厚の短冊に切ります。玉ねぎは薄切りにします。
2. フライパンにサラダ油を入れて中火にかけます。これに厚揚げと玉ねぎを加えて炒めます。玉ねぎがしんなりし始めたら[調味料パート]を加えて2分しっかりと炒めます。
3. 2.に[煮汁パート]を加えてひと煮立ちさせ蓋をして弱火で5分煮込みます。再び煮汁を煮立たせて水溶き片栗粉を加えてとろみを付けます。これを器に盛って刻み葱を散らせばできあがり。
  
  • 説明不要。一口食べれば「あ、肉じゃがだ」って誰もが思います。お肉は全然入っていないのに満足感の高い一品ですよ。
  • 味の要は砂糖の分量。お好みに応じて加減してください。
  • さっぱり風味がお好きな方は[調味料パート]におろし生姜を加えるのもありです。
  • 人参やグリーンピースなど肉じゃがに加えそうな材料の手持ちがあればぜひプラスしてみてくださいな。


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