牛肉と白菜のすき焼き風 難易度:★★☆ 調理時間:12分 |
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すき焼きの思い出──
って何があるだろう。ふと脈絡もなくそ んな問いが脳裏に浮かびました。(ほんと脈絡もないのですが) 子供の頃、実家のすき焼きにはコロがよく入っていました。コ ロとは鯨の脂身。スポンジみたいな食感で(って、スポンジを食 べたことはないけど)たいして美味しいと思わなかったなぁ。け ど今考えると贅沢な具材です。 あと、春菊を入れるのはマジか んべんしてほしかった。あの苦味は全然だめでした。 大学時代 。100g100円の牛肉の特売日にしこたま肉を買い込んで友 人と二人で鍋を囲みました。ところが買い置きのネギが思ったほ ど残っていなくて時ならぬネギの奪い合い、肉の押し付け合いを 演じたのは良い思い出です。 社会人になってすぐの頃、大林宣 彦監督の「異人たちとの夏」を観ました。ラスト、浅草の牛鍋屋 で両親の幽霊と別れるシーンは泣けたなぁ。あの映画で僕は関西 のすき焼きと関東のすき焼きは作り方がまるで違うことを知りま した。 3年ほど前、中国から出張できていた同僚の送別会とし てすき焼きパーティーを開きました。異国の甘辛い味の鍋は彼女 の口に合ったようで至極ご満悦な様子でした。 で、先週。特に 何を作るといった目的もなかったのですが安い牛肉を買ってきて 冷蔵庫を覗くと干からびかけた白菜を発見。こんなになっても美 味しく食べなきゃもったいない。煮物にすれば食感も戻るだろう と思って作ったのがこの料理。 また、ひとつすき焼きの思い出 が増えました。 | |||||||||||||
(2人分) | |||||||||||||
・牛肉バラ肉スライス ・白菜 ・えのき茸 [割り下パート] ・水 ・濃口醤油 ・酒 ・砂糖 ・だしの素(かつおだし) |
200g 3、4枚 半株 200g(カップ1) 36g(大匙2) 22g(大匙1.5) 9g(大匙1) 小匙1/2 |
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