ブラジル風焼き肉 難易度:★★☆ 調理時間:18分 |
Tweet |
|
|||||||||||
西暦が2000年になった頃……いやもしかしたらもっと前かも しれません。新しいお客様を担当することになって毎日のように そこの事務所に通っていた日々の出来事です。最寄り駅が阪急 梅田にあるその事務所はワクワクが止まらないランチタイムを過 ごせるロケーションでした。 地元民ならご存じだと思いますが梅 田は飲食店の宝庫、東京で言えば新橋、有楽町、銀座あたりとい ったところでしょうか。 「今日はどのお店に入ろうかな」 朝 っぱらからそんなことを考えながら通勤電車に乗る日々。なんだ かランチを楽しむついでに仕事をしているような気分でした(を い)。 いろいろなお店を開拓しましたがその中の一軒、ブラジ ル料理のお店のランチの看板に目を惹かれました。 『シュラス コ食べ放題』 シュラスコってなんぞ? と思ったのですがどう やら肉を焼いた料理らしいことはわかりました。まだまだ胃が若 かった当時の僕は躊躇いなく入店。テーブルに案内されてシュラ スコを待つこと暫し──って、何……これ。 剣(つるぎ)のよ うな巨大な串に塊の肉がいくつも刺さっている。その肉を小型の ナイフでそぎ落として店員さんが手際よくお皿に盛りつけてくれ て── 「おかわり自由ですのでお気軽にお申し付けください」 なんて言って去って行った。はい、自由に、フリーダムに、な んどもおかわりしましたとも。僕も若かったなぁ(特に胃が)。 シュラスコはブラジルだけでなく南米のあちこちで食べられて いる肉のあぶり焼き料理だと知ったのはそれからもう少し後のこ とだったと思います。あのお店が今でもやっているかどうか知ら ないのですがもし同じランチサービスをやっていたとしてもあん なには食べられないだろうなとしみじみ思います。最近とみに重 い料理は苦手になっちゃった。 過日、阪神タイガースの優勝セ ールで特売だった焼き肉用の牛バラ肉を購入。普通の焼き肉に するのもなんだか面白みがないなと思って懐かしのシュラスコを 思い出しながらこんな料理を作ってみました。使ったお肉は100 グラム。今の僕にはこれくらいが丁度良いようです。 | |||||||||||||
(1人分) | |||||||||||||
・牛バラ肉(焼き肉用) ・玉ねぎ ・エリンギ [マリネパート] ・オリーブオイル ・ワインビネガー ・塩 ・おろしにんにく ・ブラックペッパー [仕上げパート] ・レモン果汁 |
150g 1/4個 1本 12g(大匙1) 12g(12ml) 1g(小匙1/6) ひとかけ分 少々 5g(小匙1) |
||||||||||||
|
|||||||||||||
|
本サイトの著作権は全てサイトマスターに帰属します。本サイトの転記は、ご遠慮願います。