豚肉とキャベツとこんにゃくのみそ炒め 難易度:★★☆ 調理時間:10分 |
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洋食と和食では味付けのアプローチが真逆です。
洋食では基本 の調味料は塩。後は食材が持つ風味自体を活かして手間と時間を かけて都度ソースを作り味付けに使います。 それに対して和食 は塩以外に醤油や味噌といった万能調味料があってそれを使えば ごく短時間で味付けを済ませることができます。 ということは 和食のほうが手抜きなのかというとそういうわけではありません 。醤油や味噌は完成するまでに膨大な手間とヒマがかかります。 職人がほどこすその手間とひまが料理人の手間を省いてくれてい るだけの話なんですね。 醤油や味噌という調味料の手柄は他に もあって素人が調理してもそこそこ美味しい味に作れるという考 えてみればすごいことをやってのけてくれています。 これらの 万能調味料のおかげで料理の裾野が個々のお家の夕飯にまで広が って来たんだなと考えると日本人の調味の根っこが垣間見える気 がします。 一握りのプロにしかできないものではなく誰にでも 簡単に料理が作れるにはどうすれば良いかということを突き詰め てきたんじゃないかな。 醤油と味噌はいずれも万能調味料です が料理の守備範囲が多少違います。醤油がほぼ全ての料理に使え るのに対して味噌は主にスープと煮物が得意分野。 けど、本当 にそうか? と考えた人がいたのでしょう。田楽のように焼き物 に味噌をベースにしたタレを塗って焼き、そのおこげを含めて楽 しむことが考案されました。 同じように少量の水で味噌を溶い て炒め物の調味で使うという中華風の発想の料理もありだと思う のです。 | |||||||||||||
(2人分) | |||||||||||||
・豚もも肉 ・キャベツ ・こんにゃく ・にんにく ・生姜 ・ごま油 [キャベツの下茹でパート] ・水 ・サラダ油 [調味料パート] ・味噌 ・砂糖 ・濃口醤油 ・中華スープの素 ・豆板醤 ・水 |
100g 数枚 半丁 ひとかけ スライス1枚 少々 適宜 24g(大匙2) 27g(大匙1.5) 6g(小匙1) 9g(大匙1.5) 3g 6g(小匙1) 30g(大匙2) |
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