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     チーズ入りトンカツ 桜おろし添え
 難易度:★★☆ 調理時間:15分

 

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落語の世界では、三題噺という芸があります。寄席でお客さんから
三つのお題を貰って、それらを絡めて、その場で作る即興の落語
のことです。90年代に朝日放送の深夜にやっていた「らくごのご」
で桂ざこばと笑福亭鶴瓶がこの三題話をやっていたので、結構
有名になったんじゃないかなという気がします。そういえば、年末に
よく演じられる「芝浜」も元は三題噺として即興で作られたものだ
そうで、その日のテーマは、「酔漢」と「財布」と「芝浜」だったとか。

なんで、急にこんな話を書いているかというと、このレシピが
三題噺じみてるなぁと思ったからです。その朝、行きがけの電車の
中で、「そろそろ、大根と明太子を消費しないとヤバいよなぁ」と考え
ていて、「大根」、「明太子」、「チーズ」という単語が思い浮かび、
これを使って何が作れるかしらんとあれやこれやと考えてたら、
思い浮かんだのがこの料理、というわけです。
 (1人分)

[具材パート]
 ・豚ロース(トンカツ用)
 ・大根
 ・明太子
 ・スライスチーズ
[衣パート]
 ・マヨネーズ
 ・パン粉
[揚げ油パート]
 ・揚げ油


1枚
2cmくらいの輪切り
一腹
半枚

適宜+水
適宜

適宜
1.  大根はかつらに剥いておろし金でおろし、ほぐした明太子とよく和えます。
2. 豚肉は、側面の中央辺りから水平に包丁目を入れます。ここに小さく切った、スライスチーズを詰めていきます。水少々で溶いたマヨネーズをまぶし、これにパン粉を付けます。
普通、繋ぎには卵を使いますが、もったいなかったので今日はマヨネーズで
  代用しました。マヨネーズの主成分は卵と油と酢ですから、理にかなった繋ぎと
  言えます。但し、味は付いているので下味はなしか、薄めにして下さい。
3. 180度に熱した揚げ油に2.の豚肉を入れ、良い色になったら(2分少々)引き揚げます。
4. 食べ易い大きさに切って、1.をこんもりトッピングすればできあがり。
  
  • 大根おろしの明太子和えを桜おろしと呼んだのは単なる思い付きで、一般用語ではありませんので他所で使う時はご注意を。でも、唐辛子と一緒におろした物を紅葉おろしと呼びますから、それより淡い赤になるこれは桜かなぁという気が...しません?自分が作ったものに名前を付けるのって結構好きなのです。
  • 桜おろしは結構さっぱりしていて揚げものに合いました。プラス、明太子の風味が紅葉おろしより格段に良いコクを出してくれてGOODかも。
  • ただ、トンカツをチーズの挟み揚げにした料理とマッチングする必然性はゼロ。今度はもうちょっと違うお料理と合わせてみます。


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