中華風サグ・チキンカレー 難易度:★★☆ 調理時間:20分 |
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ところかわれば品変わる
なんていうのもおこがましいですが日 本でもメジャーな洋食、中華料理の中には本場とは既に別物と評 されるものが少なからずあります。 たとえばスパゲティ・カル ボナーラ。本場イタリアでは生クリームを使いません。卵のみで とろみを付けるのが身上。おそらく日本に輸入する時に皿単価を 上げる目的もあって生クリームを使ったのではと僕は邪推してい ます^^; あるいは麻婆豆腐。四川の麻婆豆腐は餡の量がずっ と少ないらしく豆腐の色艶がぐっと目を惹く盛り付けになってい るとか。何より日本ではあまり使われない花椒を使ってしびれる ような辛さを持たせるのが特徴。もちろん唐辛子による辣(ホッ トな辛さ)も段違い。総じて爽やかな辛さが真骨頂なのだとか。 同様に日本ではサグ・カレーといえば「ほうれん草のカレー」 を指しますが、とあるインド人シェフのブログを読むと本場イン ドでは二重の意味でありえないのだそうです。サグは青菜全般を 指す言葉でほうれん草を指す単語は別にあるそう。特に北インド でサグ・カレーといえば菜の花を使ったカレーを指すので別物だ というのです。更にインドではほうれん草のカレーはベジタリア ンが食べるものというのが通例なのでサグ・チキンとかサグ・ラ ム(子羊の肉)なんて名前が付くことはありえないのだとか。( あ、本場のサグ・カレー(菜の花を使うカレー)はベジタリアン 御用達ではないのでお肉ありだそうです。ややこしい) それで もブログの主が日本で経営するインド料理店のメニューではほう れん草のカレーに「サグ・カレー」という名前がついているんで すって。彼曰く 「だって、その名前が定着しすぎていていいち いち説明するのがめんどくさい」 だそうです。完全に本場物を 凌駕しちゃってますね。 ということで(なにがだ?)、本場に 近いサグ・カレーを作ってみました。使う野菜は青梗菜。青梗菜 はアブラナ科なのでヒユ科のほうれん草よりずっと菜の花に近い 野菜です。で、青梗菜から連想して中華風の味付けにしてみまし た。 | |||||||||||||
(2人分) | |||||||||||||
・鶏むね肉 ・片栗粉 ・青梗菜 ・椎茸 ・玉ねぎ ・ごま油 ・カレールウ ・水 [調味料パートA] ・中華スープの素 ・鶏ガラスープの素 ・干し貝柱スープの素 [調味料パートB] ・オイスターソース ・砂糖 |
半枚 適宜 1株 1枚 1/4個 12g(大匙1) 1/4箱 350g 2g 3g 2g 6g(小匙1) 2g |
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