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     カレーピラフ
難易度:★★☆ 調理時間:10分


 

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ピラフは本来、米をスープで炊く炊き込みご飯のような料理でス
ペインのパエリアに近いものです。ただ、日本では──特に日本
の喫茶店では焼き飯にこの名前が付けられていることが多いんで
すよね。なので外国人がメニューにあるピラフを注文したら出て
きた料理にびっくりするかも。けど、日本人はあまりにそれが当
たり前になっているのでたぶん何も思わないでしょう。喫茶店の
ピラフはそういうものという刷り込みが出来上がっている気がし
ます。──なんならそもそもピラフという料理は焼き飯を洋風に
言い換えた料理だと思っている人まである気がします。 ま、喫
茶店のピラフはあれで美味しいですので僕も「これじゃない」な
んて大人げないことを言う気はさらさらありません。ただ、なん
でピラフ=焼き飯になったのかその歴史というか経緯が気になっ
ていてたまにネットで検索したりしています。 統一見解は未だ
見いだせていないのですがとある喫茶店店主の意見によると「ご
飯を炊き込むのには時間がかかる。炊き込みご飯的なピラフを求
める客は少数派なので作り置きしておくなんてやってられない。
だから焼き飯をピラフという名前で出してんだ」ですって。 い
や、それは焼き飯=ピラフになった説明になってない。最初から
「焼き飯」という名前でメニューに載せておけば良いのでは? 
という気がしないでもないのですが炊き込みご飯的ピラフは時間
がかかるという部分に関しては同意見です。ピラフに使う米は普
通のご飯のように水に浸けておくことはせず、いきなり炒めて炊
きますのでその分は時短できます。それでも完成までには30分
近くかかります。注文してから30分待っても料理が出てこなか
ったら客は「ピラフごときにどんだけ時間をかけてんだ」と怒り
出すでしょう。だって大半の客が焼き飯が出てくると思っていま
すから。 とまれ昭和の昔から日本の喫茶店でピラフを注文すれ
ば焼き飯が出てくるというのは令和の今になっても暗黙のお約束
と言っても過言ではないと思います。 その証拠にとあるランチ
タイム、「カレーピラフ」が食べたいなと思ってレシピを検索し
たら米ではなくご飯を使った焼き飯的ピラフのレシピが上位を占
めていました。多数決を取るわけでもないのですがそれに便乗し
てちょっと美味しそうなレシピを参考にこんな焼き飯……もとい
ピラフを作ってみました。
 (1人分)

 ・ご飯
 ・鶏むね肉
 ・玉ねぎ
 ・人参
 ・にんにく
 ・ピーマン
 ・バター
[調味料パート]
 ・コンソメスープの素(顆粒)
 ・塩
 ・カレー粉
 ・ブラックペッパー

1膳分
30g
1/4個
3mm厚のスライス2枚
ひとかけ
半個
10g

小匙1/2
1g(小匙1/6)
小匙1
少々
1.  鶏肉は1cm角に切ります。玉ねぎ、にんにく、人参、ピーマンはみじん切りにします。
2. フライパンにバターと玉ねぎ、にんにくを入れて弱火にかけます。バターが融け切って香りが立ってきたら人参を加えて中火で2分炒めます。
3. 2.にピーマンを加えてさっと炒めご飯を加えてほぐしながら1分炒めます。
4. 3.に[調味料パート]を振りかけてよく和えればできあがり。
  
  • ちょっと刺激的なランチが食べたいと思った時におススメの1品。しっかりスパイシーで美味しい焼き飯に仕上がります。
  • いわゆる洋食の炊き込みご飯的ピラフではないのですがそれでも洋食っぽいので焼き飯というよりはピラフという名前の方がしっくりきます。いずれにせよ炊き込みご飯と違ってあっという間にできちゃうので忙しいランチタイムにはぴったり。
  • より本格的にチャレンジしたい場合は[調味料パート]にお好みのスパイスを加えましょう。おススメはチリパウダー、クミン、ナツメグ、オールスパイスなどです。あと、カルダモンパウダーを加えるとちょっとアジアンテイスト寄りの風味になりますよ。


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