TOP >> Gのレシピ集 >> スープ >> 大根のエスニックスープ
            

     大根のエスニックスープ
難易度:★★☆ 調理時間:10分


 

このエントリーをはてなブックマークに追加
 (過去の『特集』情報
「おせち料理特集(2013年バージョン)」
 (過去の新着情報)
 
 姉妹サイト「Gの書斎」
 ツイッター
 携帯版「Gの食卓」
 携帯版「Gの書斎」
 
アフィリエイト・SEO対策
 
 
日本料理の基本は一汁三菜(白いご飯、汁物以外に主菜一皿と
副菜二皿)と言われますが歴史を紐解くと必ずしもそうではないよ
うです。少なくとも鎌倉時代まで遡ると日常の食事は一汁一菜(
ご飯、汁物、おかず1品)が標準的で一汁三菜はお客様をもてな
す時など特別豪華な食事の時だけだったみたい。だから一汁三菜
が当たり前の今の僕らは栄養過多だなんて言われるんですよね
。とは言え一汁三菜で長く暮らしてきただけあってその構成は相
応に洗練されていて栄養学的に見ればそれぞれの皿の役割も決
まっています。 ・ご飯:炭水化物の補給。空腹感の解消 ・主菜
:主としてタンパク質の補給。 ・副菜1:主菜に不足している
栄養素の補給 ・副菜2(香の物):ビタミン等ミネラル系の補
給 ・汁物:ご飯やおかずを食べやすくする。水分補給。 特に
汁物は咀嚼しなくても飲めるので食欲不振の際の栄養補給も担
っています。 おかずを何品にするかは人によりまた家庭によって
変わりますが僕ら日本人が献立を考える時は無意識にこの構成(
ご飯+汁物+おかず何品か)を軸に考えることが多いです。 と
ころがこの一汁三菜の発想って食事が和食であることを前提とし
ているんですよね。食の多様化でいろいろな国の料理を食べるよ
うになった今、この発想がそぐわない局面が出てきます。 例え
ば「メインにカレーライスを据えて一汁三菜の献立を組みなさい
」なんて課題を与えられたらどうしましょうか。 カレーに合う
おかずって何? てか、カレーライスにおかずはいるの? ご飯
にかかっているカレーが半ば液状物なのに更に汁物を付ける? 
などなど。いろいろ悩ましいです。 特にスパイスに合う皿とい
う課題についてはそれなりにスパイスに関する知識と経験がない
となかなか組めるものではありません。 昭和の昔ならそこで手
詰まりになって素っ頓狂な、あるいはとってつけたような献立に
なってしまっていたかも。けど、令和の今はネットという強い見
方があります。 過日、カレーかつ丼というスパイシーな料理を
作ったのですがスープをどうするかで悩んでしまいました。僕は
無駄な抵抗はしない主義なので、すぐにGoogle大先生に相
談。とあるサイトでこんな料理を見かけてそのレシピをアレンジ
してみたのでメモしておきます。
 (1人分)

 ・大根
 ・(あれば)三つ葉
[スープパート]
 ・昆布出汁

 ・塩
 ・濃口醤油
 ・味醂
 ・クミン
 ・カルダモン

1cm分の輪切り
1本

200〜250g(200〜
250ml)
1g(小匙1/6)
6g(小匙1)
6g(小匙1)
少々
少々
1.  大根を下茹でするお湯(分量外)を沸かします。待っている間に大根はかつら剥きにし、3mm厚のいちょう切りにします。湯が沸いたら5分下茹でして湯切りしておきます。待っている間に手持ちがあれば待っている間に三つ葉の葉を落として軸を2cm幅に切っておきます。
2. 1.の仕上がりに合わせて[スープパート]を小鍋に合わせてひと煮立ちさせておきます。これに大根と三つ葉の軸を加えて中火で3分茹でます。椀によそい三つ葉の葉を浮かべればできあがり。
  
  • とてもシンプルで淡白な味のスープです。カレー味の料理などクセの強い主菜と合わせるのがおススメ。スパイスを加えてほんのりエスニック風に寄せているので和洋中のおかずにも意外と合いますよ。
  • 味は薄めですがこれ以外におかずを食べることを勘案するとこれくらいでちょうど良いのです。食べ進めるうちに気にならなくなってきますよ。
  • 少し面倒に感じるかもしれませんが大根は必ず下茹でしてください。味の沁み方が全然違ってきます。


本サイトの著作権は全てサイトマスターに帰属します。本サイトの転記は、ご遠慮願います。

inserted by FC2 system inserted by FC2 system