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     大根の生姜煮
難易度:★★☆ 調理時間:17分


 

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大根引き大根で道を教えけり 小林一茶の句です。なんともユー
モラスな情景が目に浮かびますね。江戸時代から大根は身近な
根菜だったんだなぁ。 日常的に使う成句のなかにも「大根役者」
だの「大根バッター」なんて言葉があります。これは煮ても焼い
ても消化に良くてぜったい「当たらない(食あたりしない)」と
ころから転じたありがたくもない言葉なのですが。 スーパーな
どではよく見切り品で「す」が入りかけた(水分が抜けてふにゃ
っとなりかけた)大根を見かけますが僕は好んでこれを買って帰
ったりします。めっちゃ安くてお得♪ で、実は「す」の入った
大根を復活させる必殺技がありまして1.5リットルのペットボ
トルの上部をカッターで切って大根をこの中に入れます。で、水
をひたひたに注いで冷蔵庫の野菜室に立てておくのです。 する
とあら不思議。一晩経てば道を指せるくらいにカッチカチの抜き
たてほやほやっぽい大根に戻っているんですね。そう、大根や人
参、ネギなどは土から抜いても生きているのです。だから冷水(
できれば氷水)に浸けておくと元気になるのです。あ、間違って
も常温の水でやっちゃだめですよ。腐っちゃいます。 こうして
1本4、50円で買ってきた大根は抜きたてほやほやの姿に戻っ
て今夜も我が家の食卓を賑わしてくれるのでした。
 (2人分)

 ・大根
 ・生姜
 ・ごま油
 ・かつお出汁
 ・蕎麦の本返しまたはめんつゆ

4cm
スライス3枚
4g(小匙1)
100g(カップ1/2)
大匙1.5
1.  大根を下茹でする湯(分量外)を沸かします。大根はかつら剥きにして1cm厚の半月切りにします。湯が沸いたら大根を投入して中火で5分下茹でしてざるに揚げ水を切ります。
2. 1.をやっている間に生姜は千切りにします。小鍋にごま油と生姜を入れて中火にかけます。香りが立ってきたらかつお出汁と蕎麦の本返しを加えてひと煮立ちさせ、火を止めておきます。
3. 1.の大根を2.の小鍋に入れて中火で10分煮ればできあがり。
  
  • 素朴だけど飽きの来ない味です。大根は消化に良いのでこってりした主菜に合わせたり胃がちょっと疲れている時は特におススメですよ。
  • お好みで仕上げに鰹節をひとつまみ加えると旨味が増します。刻み葱や炒り胡麻を加えると風味が良くなります。
  • かつら剥きにした大根は千切りにして人参の千切りと合わせ、きんぴらごぼうの要領で調理すればもう1品作れます。コツは大根の皮をちょっと厚めに剥くこと。お試しあれ。


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