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     エッグ・ベネディクト
難易度:★★☆ 調理時間:15分


 

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エッグ・ベネディクトはイングリッシュ・マフィンを使った一種
のオープンサンドで横半分に切ったマフィンにハムやベーコン、
ポーチドエッグ(温泉卵)を載せオランデーズソース(卵黄を主
材料にした酸味の強いソース)をかけたものが一般的です。 欧
米、特にアメリカではホテルの朝食の定番メニューだそうで見た
目の華やかさが非日常的で「さすがホテル。家で食べる朝ごはん
とはやっぱ違うな」という気分を演出してくれます。 ただ、商
売的な観点で見ると「イングリッシュ・マフィン半切れ、ハム1
枚、卵1個にソースをかけただけ」というなんとも原価の安そう
な献立ではあるんですよね。 発祥は19世紀末か20世紀前半
らしいのですが複数の説があるみたい。ただ、全ての説に共通し
ているのがベネディクトさんという人が発案したということ。説
によって「いやいやあそこのベネディクトさんが考えたんだって
」と言われたり「そうじゃなくて、こっちのベネディクトさんが
メモを残しているんだよ」と言われたり。 どうやら料理名が先
行して決まっていてそれにあっちこっちのベネディクトさんが紐
付けられた模様。どれが正解なのかな^^; ちなみにお料理バ
トル漫画「食戟のソーマ」では神の舌を持つと言われるヒロイン
が『卵を使った新鮮な驚きのある一品』というお題にこの料理を
出しました。普通のエッグ・ベネディクトなら平凡なのですが、
イングリッシュ・マフィンにまぶされている粉が定番のコーング
リッツではなくボッタルガ──からすみだったという。確かにか
らすみだって魚卵だけど「卵」には違いありません。面白いこと
を考えるなぁと感心した覚えがあります。
 (2個分)

 ・イングリッシュ・マフィン
 ・ベーコンスライス
 ・ドライパセリ
 ・サラダ向きの葉野菜

 ・お好みのドレッシング
[ポーチドエッグパート]
 ・卵
 ・水
 ・酢
[オランデーズソースパート]
 ・マヨネーズ
 ・卵黄
 ・レモン果汁
 ・バター

1個
2枚
適宜
レタス、ベビーリーフ、かいわれ大根など
適宜

2個
800g(カップ4)
15g(大匙1)

24g(大匙2)
1個
5g(小匙1)
20g
1.  イングリッシュ・マフィンは横半分に切ってオーブントースターで軽く焼き色が付くまで焼きます。ベーコンは耐熱皿に入れて電子レンジの600ワットで1分チンします。
2. [ポーチドエッグパート]の水と酢を鍋に入れて強火にかけて沸騰させます。待っている間に卵を小さな容器に割り入れて鍋の中身が沸騰したらそっと投入します。穴開きお玉を使って広がっていく卵白を卵黄にまとわらせながら3分茹で、そっと引き上げればポーチドエッグのできあがり。
3. [オランデーズソースパート]のバター以外をボウルに合わせます。バターを耐熱皿に入れて電子レンジの500ワットで30秒チンします(バターがほぼ融け切ります)。これをボウルに加えて泡立て器でとろみが付くまで泡立てます。
  • 強めのとろみを付けたい場合はボウルを湯煎にかけてください。
4. 大きめの皿にマフィン→ベーコン→ポーチドエッグの順に載せていきオランデーズソースをたっぷりかけてドライパセリを散らします。葉野菜のサラダをその脇に盛り付けてお好みのドレッシングをかければできあがり。
  
  • 見た目が華やかで高級ホテルで優雅に朝食を楽しんでいる気分が味わえる一品です。しかも材料費は格安。大切な人を驚かせる勝負皿としても使えますよ。
  • オープンサンドのスタイルなのでサンドイッチのように手で持って食べるのには無理があります。ナイフとフォークを使って優雅に戴きましょう。
  • ポーチドエッグは正調な手順で書きましたが手抜きで作る方法もあります。湯呑に卵を割り入れ水を大匙1加えます。これを電子レンジの500ワットで1分半チンすればできあがり(機種によって時間のばらつきがあります)。但し、加熱しすぎると卵が飛び散って悲惨なことになるので時間は短めに設定して適正な時間を探ってください。
  • このレシピは基本形ですがベーコンを海老やホタテの海鮮に替えたシーフード・ベネディクトやベーコンをほうれん草に替えたエッグフロレンティーン(フィレンツェ風)などいくつものバリエーションがあるそうです。


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