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     深川丼
 難易度:★★☆ 調理時間:30分
(アサリの砂抜きの時間は含めていません)


 

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先日、浅草にお出かけしたときに生まれて初めて『どぜう』(どじょう
のことです)というものを戴き、その淡白な美味しさに感動すると
ともに泥臭さを微塵も感じさせない職人芸に感嘆しました。
で、食事を終えて浅草の街をぶらぶらしていて目に付いたメニュー
がこれ

『深川丼』

寡聞にして聞いたことがなかったのですが、サンプルを見るとどう
もアサリを載せた丼物のようだと知りました。しかし、どのお店も
お値段が1000円前後。いくら職人芸に敬意を表するとはいえ
観光地価格が過ぎるのでは?と思いつつ帰途に就きました。
根がわりとしつこい性分なので諦めきれず、ここ数日間深川丼の
ことばかりを考えておりましたが、それでは埒があかないのでいつ
ものように自作することにしました。
こちらは近所の魚屋さんで買った100g68円の大粒アサリをたっ
ぷり使って約200円です。って、五分の一で済んじゃってるじゃん
^^;
ちなみに、深川丼は端的に言うとご飯にアサリの味噌汁をぶっかけ
たものだそうです。如何にも気の短そうな江戸っ子が思い付きそう
な料理ですね(って、なにげに失礼なことを書いてる気が...)。
ただの味噌汁では芸がないので少し手を加えています。
 (1人分)

 ・ご飯
 ・アサリ
 ・白ネギ
 ・薄揚げ
 ・生姜
 ・もみ海苔
[煮汁パート]
 ・だし汁
 ・薄口醤油
 ・味醂
 ・味噌

1膳分
15、6粒
10cm
半丁
ひとかけ
適宜

250g(250cc)
24g(大匙1+小匙1)
12g(小匙2)
9g(大匙1/2)
1.  小さめのボウルに塩水(水300cc+塩9g)を作り、浅いざるを敷いてアサリを並べます。風呂場など暗いところに半日置いて砂抜きをします。
  • 直にアサリを海水に浸けると吐いた砂をまた吸ってしまうのでざるを間に敷いて吐いた砂が戻らないようにします。
2. 白ネギは厚さ5mmの斜め切りにします。薄揚げは熱湯をかけて油抜きをし細切りにします。生姜は千切りにします。
3. 小鍋に[煮汁パート]の味噌以外を入れ強火にかけます。すぐに白ネギ&生姜⇒薄揚げ⇒アサリの順に入れて一煮立ちしたら火を止めて10分おきアサリからも出汁をひきます。
4. 3.からアサリを取り出し身を殻から外して鍋に戻します。味噌を加えて火にかけ沸騰寸前で火を止めます。
5. 丼にご飯をよそい、4.をたっぷりかけてもみ海苔を散らせばできあがり。
  
  • 結構複雑な味でびっくり。生姜の風味が良い仕事してますね。今の季節ならではのご馳走です。
  • 前から関東のご当地料理シリーズにトライしてみたかったのでようやく肩の荷をひとつおろしたような気分です^^;
  • ネットでレシピを検索すると佃煮に近いような煮汁のほとんどないものや味噌を入れないバージョンもあるようでだいぶ多様化している感じです。
  • 煮汁の少ないバージョンなら柳川風に玉子とじにしても美味しいと思います。


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