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     ジャーマンポテトサラダ
難易度:★★☆ 調理時間:35分


 

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ソフトクリーム、プリン、ホットケーキ、ココア、サイダー こ
れらのスイーツや飲み物にはひとつの共通点があります。それは
……英語圏で言っても通じないこと。実は全部和製英語で日本で
生まれた呼び名なのです。 ちなみに英語圏ではソフトクリーム
→Soft serve、プリン→Custard puddi
ng、ホットケーキ→Pancake、ココア→Hot cho
colate、サイダー→Sodaが英語圏での呼び名です。
スイーツや飲み物だけでなく普通の食べ物でも英語圏では通じな
いものはたくさんあります。以前、英会話スクールで教わって意
外に思ったのは「ハンバーグ」ですかね。英語ではhambur
gerと呼びます。いや、それはパンに挟んだやつでしょという
なかれ。パンでハンバーグを挟んだやつも挟んでない単品もha
mburgerなのだそうです。なんかもやっとするけどそうい
うものらしいので仕方がない(笑) ビアホールや居酒屋でよく
見かけるジャーマンポテトも日本人にしか通じないらしく本場ド
イツに行ってもジャーマンポテトという料理はありません(てか
、だったら本場じゃないだろとツッコまれそう)。じゃがいもと
ベーコンを使った似た料理はドイツにもあるのですがジャーマン
ポテトとは呼ばないらしい。僕の推測ですがジャガイモを使った
この料理を考案した日本人が「じゃがいもと言えばドイツ。なら
この料理はジャーマンのポテトということで」なぁんて安易にネ
ーミングしたんじゃないかなぁ。 けど、料理名に国籍を付ける
のってある意味その国の人からしたら羞恥心を刺激される気もす
るのでドイツ人はおいそれと「ジャーマンポテト」なんて口にし
ないかもしれません。たとえば「米と言えば日本。なら米を握っ
て固めたこの料理は日本おにぎりで良いじゃん」なんて言われた
ら僕らだって何その羞恥プレーって言いたくなります。 とはい
え少なくとも日本国内ではジャーマンポテトの知名度は高く多く
の人がどんな料理かを知っています。なので今更改名運動を起
こしても盛り上がらないでしょう。逆にじゃがいもとベーコンを使
った新しい料理に「ジャーマンポテト●●」と命名すれば一発で
料理の内容をイメージしてもらえそうです。ということで安直だ
なぁと思いつつじゃがいも、ベーコン、玉ねぎを使ったこのサラ
ダの名前はジャーマンポテトサラダで決まり!
 (1人分)

 ・じゃがいも
 ・玉ねぎ
 ・ベーコンスライス
 ・牛乳
 ・マヨネーズ

 ・(あれば)牛ダシダ
 ・粒マスタード

1個
1/4個
1枚
適宜
茹で上がったじゃが
いも正味重量の15%
3g
小匙1
1.  じゃがいもの皮を剥いて小さめの賽の目に切ります。これを小鍋に入れてひたひたより少し少なめに牛乳を注ぎます。この小鍋を中火にかけひと煮立ちさせて6分茹でます(吹きこぼれやすいので火加減に要注意)。更に火を止めて蓋をし、6分余熱で火を通します。
2. 1.をやっている間に玉ねぎをみじん切りにします。ベーコンは5mmの小口切りにして電子レンジの500ワットで1分30秒チンしてカリカリにします。
3. ボウルに1.を移してじゃがいもの正味重量を計りメモします。更に玉ねぎを加えてジャガイモをポテトマッシャーですりつぶします。そのまま放置して粗熱を取ります。
  • ジャガイモが熱々のうちに玉ねぎを混ぜ込むと余熱で玉ねぎに火が通ります。
4. 3にじゃがいもの正味重量×0.15分のマヨネーズ、牛ダシダ、粒マスタード、ベーコンを加えてよく混ぜればできあがり。
  • ジャガイモが熱いとマヨネーズと巧く絡みませんので常温まで冷ましてから混ぜ込みましょう。
  
  • ベーコンのクセのある燻製香がヤミツキになります。ポテサラは淡白な味のイメージがありますがこれはちょっとワイルドな感じ。ビールとめっちゃ相性が良いですよ。
  • じゃがいもは個体差があるので1個といっても重さはまちまち。なのでマヨネーズの分量を固定で表現しにくいです。そこで実際にジャガイモの重さを計ってその15%分のマヨネーズを加えるという表記にしてあります。
  • 牛ダシダは韓国の万能調味料。お湯に溶いた味はカップヌードル(ノーマル)のスープの味にちょっと似ているかも。これをほんの少し加えると牛肉のフレーバーがプラスされて更にワイルドなテイストになるのです。
  • お好みで粗挽きブラックペッパーを振ると風味が変わってまた楽しいです。
  • アレンジとしてこのサラダを厚さ1cm程度の円盤状に整形してバターを入れたフライパンで両面を焼くと(火加減は中火)スイスの伝統料理ロスティっぽくなります。半分はサラダで食べて残りは焼き物でなんていう献立もありかな。


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