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     グラタン・ドフィノワーズ
 難易度:★★☆ 調理時間:35分

 

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やはり、筍のグラタンのレシピを書いておいて、その本家を書か
ないというのは気が引ける(?)のでこの料理のレシピも書いておき
ます。

『グラタン・ドフィノワーズ』は南フランスのドゥフィネ地方の伝統的な
じゃがいも料理です。名前に『グラタン』とあるようにオーブンで焼い
て焦げ目を付けるグラタン料理なのですが、一番の特徴はホワイト
ソースを作らないこと。ジャガイモを牛乳で煮て焼くだけというシン
プルな料理です。

ご存知の通りジャガイモは澱粉をたっぷり含む食品なので、牛乳な
どで煮ると煮汁に糊状のとろみがつくんですね。これをホワイト
ソースに見立てて焼くという仕掛けです。

『グラタンは好きだけど、ホワイトソースから作るのはめんどくさい』

という方にはうってつけ。たまのお休み、雨など降って気温がちょっ
と下がる日にお試し下さい。ほくほくと体があったまりますよ〜
 (1人分)

 ・じゃがいも
 ・牛乳

 ・塩
 ・ホワイトペッパー
 ・にんにく
 ・ナツメグ
 ・スライスチーズ(できればとろ
  けるタイプ)

中2個(小なら3個)
じゃがいもがひたひた
に浸かるくらい
2g
少々
ひとかけ
少々
1枚

1.  じゃがいもは皮を剥いてスライサーで薄くスライスします。にんにくはおろします。
2. 鍋にじゃがいもを均等に敷き、ひたひたの牛乳を加えて、塩、ホワイトペッパー、ナツメグ、おろしにんにくを加えて中火にかけます。牛乳に糊状のとろみがつくまでジャガイモを茹でます。
3. 2.を耐熱皿に移し(鍋に残すと勿体ないのでゴムべらできれいにこそぎ落しましょう)、細かく千切ったスライスチーズを散らします。200度に予熱したオーブンで20分焼けばできあがり。
  
  • 美味しい!!なんだか、『ジャガイモ版 洋風石焼き芋』って感じです。意外に、にんにくが良い仕事をしていて食欲をそそってくれます。
  • 好みでタバスコを振っても良さそう。あと、アレンジとしてカレー粉を加えると子供達が喜びそうな気がします。


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