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     牛しゃぶサラダ
難易度:★★☆ 調理時間:7分


 

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明治時代のジャーナリスト服部誠一の著書『東京新繁昌記』にこ
んな単語が出てきます。 撒拉托 うーん、読めん。けど、音読
みで辿って行くと……「さん? いや、さ……ら……だ??」そ
うサラダのことなんですね。どういう当て字なんだw それ以外
にも昔の辞書の漢字表記では左良多、薩拉打、生菜料理なんて
記述があるそうです。明治の頃は外国語をカタカナで表記する文
化がなかったのかな。ま、それでも21世紀の僕らは読みさえわか
ってしまえばこれらの単語が指し示す料理がどんなものかはすぐ
にイメージできます。けど、文明開化が始まったばかりの当時の
庶民からしたら「サラダ? それ美味しいの?」っていう感じで
しょうね。 余談ですが表記と言えば英語でサラダの綴りはsa
ladです。僕は長いこと最後にaが来てsaladaとなるも
のだとばかり思い込んでいました。これなんかは耳で聴きとった
音をカタカナ表記にする文化の弊害かもしれないな(って、正し
い綴りを覚えれば済む話ともいうw)。 サラダという料理の定
義はいろいろ言われていますがざっくり言うと野菜などの食料に
塩や油、酢などの調味料をかけた料理を指します。この「調味料
」をかけるという手間がサラダをサラダたらしめている点で生野
菜を切って皿に盛ってもサラダとは呼びません。そもそもサラダ
(salad)の語源は塩(salt)と同じで元々は調味料を
指す言葉だったそうです。 ま、堅苦しい定義はさておき、僕が
小学生だった昭和40年代頃、僕目線でとらえたサラダのイメー
ジはキャベツやきゅうりなどの生野菜にマヨネーズをかけた料理
というかなり偏見を含んだものでした。 それが中学、高校の頃
になるとドレッシングなるものが登場していろんな味のサラダを
楽しめるようになりました。使う野菜もレタスだのトマトだの多
様化してそのうちカリフラワーやブロッコリーなんて聞いたこと
もない野菜も使われるようになりました。なんでかそういう野菜
は八百屋ではなくスーパーで売られているという偏見もあったな
ぁ。実際は八百屋さんでも売っていたと思うのですが。 更に大
学生から社会人になってバブル経済華やかな頃になると肉や魚
をふんだんに使ったサラダも登場ました。もはや主菜のおまけで
付いてくる貧相な野菜料理とはかけ離れた存在になってしまって
いたな。 けど、未だに僕の中ではサラダといえばキャベツやきゅ
うりにマヨネーズをかけた料理という固定観念を払しょくできて
いなくて、このレシピで紹介しているような料理を見ても「こん
なのサラダじゃない」なんて心のどこかで思っちゃうんですよね
。ま、美味しいんだけれどw
 (1人分)

 ・トマト
 ・牛こま
 ・玉ねぎ
[ドレッシングパート]
 ・おろし生姜
 ・炒り胡麻
 ・蕎麦の返しまたはめんつゆ
 ・酢
 ・ごま油
 ・砂糖
 ・塩、ブラックペッパー

半個
100g
1/4個

ひとかけ分
小匙1
大匙1
7.5g(大匙1/2)
6g(大匙1/2)
2g
少々
1.  牛肉を茹でる湯(分量外)を沸かします。沸騰したらお肉を加えて1分茹でます。茹で上がったらざるに揚げて粗熱を取り食べやすい大きさに切ります。並行してトマトは1cm角の賽の目切りに、玉ねぎはみじん切りまたは薄くスライスします。
2. [ドレッシングパート]を合わせてよく混ぜます。サラダボウルに1.を入れて[ドレッシングパート]を回しがけよく和えればできあがり。冷蔵庫でよく冷やして戴きましょう。
  
  • ドレッシングはちょっと和風に寄せてありますが鉄板の美味しさで箸が止まりません。すぐになくなってしまうのでたっぷりめに作るのが吉です。
  • 調理時間は短いですが冷蔵庫で冷やした方が美味しいので早めに作ってください。お急ぎの時は冷凍庫に10分ほど入れて急冷するという手もあります。
  • このドレッシングは野菜全般に合います。レタス、きゅうり、ブロッコリーなどの定番野菜以外にサラダバー風に細切りまたは千切りにした人参、大根なんかを使っても美味しいですよ。
  • テイストが和風なのでこのドレッシングと蕎麦の薬味に使うような材料とはたいてい好相性です。焼き海苔、わさび、刻み葱、鰹節、昆布の佃煮、たたき梅などいろいろ試してみてください。


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