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     牛バラ肉のどて煮風
難易度:★★☆ 調理時間:20分


 

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三丁目の夕日の舞台だった昭和30年代頃まで、食材や調味は
量り売りでした。 酒や調味料は自前の一升瓶などを持ち込んで
それに入れてもらっていて、お肉もショーケースを覗いて「これ
を200グラム」とか言うと重さを計って紙に包んでくれていま
した。 それが一変したのはスーパーマーケットの登場でしょう
。酒や醤油は最初から決まった重さが瓶に詰められて並ぶように
なりましたし、お肉も適当な重さづつパックに入ってラップがか
けられるようになりました。 いつのまにやらお肉や魚がパック
売りされているのが当たり前で僕らも慣れ切ってしまっているの
ですが買う側からすると丁度良い重さのものがなくてついつい余
分に買ってしまうことが多いんですよね。鶏モモ肉や胸肉なら1
枚、2枚という個数単位で買うのでそれほど不満はないのですが
スライスしたお肉のように重さが自由に調整できるものではちょ
っと不満。100gでは少なすぎるし300gでは多すぎるとい
う家族構成のご家庭には不便なものです。 関西に戻ってしばら
くした頃、この不満を解消してくれる素敵なお店を見つけました
。それは商店街にある昔ながらのお肉屋さん。ショーケース越し
に「このお肉を〇グラムください」というと秤で計って包んでく
れます。ちょっと少なめの量で注文すれば同じ料金でいろいろな
部位のお肉が買えるのも嬉しい。慣れてくると1週間で使い切る
量がわかってくるので無駄のない買い物ができるようになりまし
た。しかも精肉業者から直販してもらっているのか、お値段も総
じて安めなので財布に優しくていうことなし。 おかげさまで今
まではあまり買うことのなかった牛肉も我が家の冷蔵庫の常連に
なっていおります。それを使った料理のレパートリーもずいぶん
増えました。 週末、ちょっと居酒屋っぽい料理が食べたいなと
思い立ってこんな料理を作りました。その際に先週の残りの牛肉
を使い切るなんてのも日常の風景になっています。
 (1人分)

 ・牛バラ肉スライス
 ・こんにゃく
 ・生姜
 ・白ネギ
 ・七味唐辛子
 ・ごま油
[煮汁パート]
 ・水
 ・赤みそ
 ・濃口醤油
 ・酒
 ・味醂
 ・ざらめ
 ・はちみつ

150g
半丁
スライス1枚
5cm
適宜
4g(小匙1)

100g(カップ1/2)
12g(小匙2)
9g(大匙1/2)
20g(大匙1+小匙1)
18g(大匙1)
5g
5g
1.  こんにゃくは大き目のスプーンでそぐように一口大に切り沸騰したお湯(分量外)で5分茹でてあく抜きし、ざるに揚げて湯切りをします。(パッケージに「あく抜き不要」と書かれている場合はこの工程は飛ばしてOKです)
2. 1.をやっている間に牛肉は食べやすい大きさに切ります。生姜は千切りにします。白ネギは薄く斜め切りにします。
3. フライパンにごま油と生姜を入れて弱火にかけます。香りが立ってきたら牛肉と白ネギを加えて中火にし、肉の色が変わるまで炒めます。更にこんにゃくを加えて30秒ほど炒めます。
4. 3.に[煮汁パート]を加えてひと煮立ちさせます。アルミホイルなどで落し蓋をして弱めの中火で10分煮込めばできあがり。器に盛って七味唐辛子をかけて戴きます。
  
  • 濃厚な味噌味が食欲を刺激します。肉じゃがなどの醤油系とはまた違った味付けで目先が変わって楽しいですよ。
  • 時間に余裕があれば工程4.で火を止めた後、そのまま自然に粗熱を取って食べる直前に火にかけて温めてから器に盛ってください。煮含められて味の沁み具合が格段に良くなります。なので夕飯の支度をするなら一番最初にこの料理を作るのがおススメです。
  • はちみつ、ざらめの手持ちがない場合は替わりに砂糖を6g(小匙2)加えてください。ただ、コクが断然違ってくるのでできればはちみつ、ざらめを使ってほしいな。
  • お好みで細切りにした人参やキノコ類などを加えても美味しいですよ。


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