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     牛肉とトマトのすき焼き風
難易度:★★☆ 調理時間:15分


 

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僕が大学に入学した1983年。後に青春映画の金字塔ともては
やされる映画が原田知世の主演でかかりました。 大林宣彦監督
の「時をかける少女」です。 同作はその後、何度もリメイクさ
れるのですが、大林版しか認めないなんて信者も多数現れました
。 けどね、ファンには申し訳ないけど、僕には同作が言うほど
の名作だとはどうしても思えないのです。演技の仰々しさばかり
鼻について原作の瑞々しさがまるで伝わってこない。 僕にとっ
て原点となる「時をかける少女」は、やっぱりその11年前にN
HKでドラマ化されたタイムトラベラーなのです。 爾来、大林
監督作品とはどうも噛み合わせが良くないようで、恐る恐る鑑賞
しては「なんだかなあ」と肩すかしを喰らうというのを繰り返し
ておりました。 そんな中でも、「これは名作だ」と断言できる
一作が「異人たちとの夏」です。 盆の入りの浅草、彼岸と此岸
が曖昧になる頃合いに亡き父母に邂逅してしまう主人公。 ラス
ト、人形町今半のすき焼きの別離はけだし名シーンでした。 冷
蔵庫にくだんの今半の割下が残っていたので、牛肉を買ってきて
あの名作を懐かしみながら洋風のすき焼きを作ってみました。
 (2人分)

 ・牛ロース(他の部位でも可)
 ・トマト缶
 ・白菜
 ・玉ねぎ
 ・バター
 ・オリーブオイル
[割り下パート](市販品でも可)
 ・赤ワイン
 ・濃口醤油
 ・味醂
 ・砂糖

300g
1/2個
1/16玉
1/4個
12g(大匙1)
13g(大匙1)

45g(大匙3)
54g(大匙3)
54g(大匙3)
18g(大匙2)
1.  白菜はざく切りにします。玉ねぎは細切りにします。肉は食べやすい大きさに切ります。
2. [割り下パート]を小鍋に入れて中火にかけひと煮立ちさせ砂糖を煮溶かします。
3. すき焼き用の鍋にバター、オリーブオイル、肉2枚を入れて中火にかけ肉の色が変わるまで焼きます。これに[割り下パート]を加えてひと煮立ちさせます。
4. 3.に野菜類と肉の残りを加えて肉の色が変わるまで火を通せばできあがり。
  • 最初の肉は煮汁にコクを出すために先に焼きます。
  
  • ともすると甘くてくどいと言われる関東風の割下ですが、トマトの酸味と意外に相性が良くてさっぱりした風味に仕上がっています。これは関西人的にもありな気がします。
  • 野菜はトマトを首軸にフリーダムに。クレソン、ルッコラ、セロリなどもおすすめです。
  • バジルなどのハーブやチーズを加えるのもありです。逆転の発想で牛肉の赤ワイン煮込みを醤油で味付けしていると考えた方がしっくりくるかも。
  • 割下はイチからブレンドしても良いですが、老舗の味を再現した市販品も侮れません。リーズナブルなお値段でワンランク上の味を気軽に楽しめますよ。


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