白菜の中華風浅漬け 難易度:★★☆ 調理時間:65分 |
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これも一種の原点回帰なのかしらん──なんて思うことがありま す。市販の合わせ調味料は便利だなと改めて思う今日この頃。 料理を覚えたての頃、僕はやたら合わせ調味料を買い込むクセ がありました。COOK−DOなどのレトルト調味料。ドレッシン グに焼き肉のタレなど。ちょっとした丼物や雑炊を作るのさえ「 〇〇の素」がないと作れないなんて考えていましたっけ。 あの 頃の我が家の冷蔵庫を開けると笑えるくらい大量の調味料の瓶 が並んでいました。少なくとも扉のポケットはそういった瓶で埋め 尽くされていたな。 やがて料理に慣れて来ると家にある基本的 な調味料──醤油、酒、味醂、砂糖、味噌、酢をブレンドして合 わせ調味料を自作することを覚えました。根が極端な性格なのか そうなると今度は一切合わせ調味料を買わなくなったんですよね 。ドレッシングや焼き肉のタレさえ都度ブレンドしていた気がし ます。あろうことかハバネロを買ってきてタバスコを作ったこと もあったなw 更に経験を積むと市販品と自作調味料でそれぞれ メリット、デメリットがあることに気づきました。前者のデメリ ットは割高なこと。家にある調味料で作ってしまえば出費を抑え られるのは自明です。反面メリットは調味料をブレンドする時間 を省けること。そして何より味のクオリティが均一になること。 少量の自家製ブレンドはどうしても計量に誤差が出て味がぶれや すいのです。 で、行きついた結論は折衷案。「市販の合わせ調 味料も賢く使う」というやり方です。特に活用範囲が広い焼き肉 のタレ、ドレッシング、すし酢などは1本常備しておいていちい ちブレンドしない。その代わり中華料理の味付けや丼物、雑炊な どは家にある基本の調味料で自作するというスタイルに行きつき ました。 ただ市販品を常備すると言ってもあれやこれやいろい ろな種類を買い込まず1種類に絞るように気を付けています。例 えばドレッシングなら青じそドレッシング1本のみ。焼き肉のタ レも中辛のやつを1本のみ。こうすれば冷蔵庫の中もすっきりし ますし何より使いそびれて古くなるのを防げます。 すし酢は─ ─長らく買っていなかったのですが最近良さげなのを見つけて1 本買っちゃいました。寿司飯なんてそんなに頻繁に作らないので は? というなかれ。こう見えてすし酢の守備範囲はもっとずっ と広いのです。さっぱり風味の炒め物の味付けにも使えますし煮 物に使っても良し。そしてこの料理のように漬物の味付けもこれ 1本で決めることができるのです。 | |||||||||||||
(1人分) | |||||||||||||
・白菜 ・昆布 ・鷹の爪 ・すし酢 ・ごま油 |
3枚 3cm角くらい。なけれ ば昆布出汁の素茶さ じ1 半本 30g(大匙2) 4g(小匙1) |
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