ホタルイカと小松菜の中華炒め 難易度:★★☆ 調理時間:5分 |
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「まさかシュニッツェルを作るために豚を狩りに行ったのではな いだろうな」 店の入口が中世ヨーロッパ風のファンタジー世界 につながっている不思議な居酒屋を舞台にした物語、異世界居酒 屋のぶの一節です。 食通の男爵から「シュニッツェルが食べた い」といわれて、それがどんな料理かを確かめるために店を出た 店主を揶揄したセリフなのですが言われてみてあらためて当たり 前のことに気づきました。 そっか、中世ならお肉を食べたけれ ば狩りに行かなければ行けなかったんだ。 もし、今でもお肉は 狩りに出て獲ってくるものだとしたらお店にならぶお肉の値段は 日々変わっているのでしょうね。豊漁の時は安く、不漁になれば 高くなる。でも実際にはお肉は年中だいたい同じ値段で売られて います。牧畜のありがたみをしみじみ感じます。 お肉と比べる と魚介や野菜は日々変動します。食材の相場感を押さえて今日の 売値がそれより高いか安いかを見極めて良い買い物をする──そ れが食材買い出しの腕の見せ所であり楽しみでもあるのです。 たとえば去年は鰹が豊漁でした。なので鰹のたたきの特売をよく 見かけましたね。それを使って新しいレシピをいくつも楽しむこ とができました。 そしてこの春。どういうわけか3月頃から茄 子とホタルイカが妙に安い。ホタルイカは旬なのでまだわかるの ですが夏野菜の茄子はちょっと不思議な感じです。 ま、理由は ともあれホタルイカが1パック100円以下で売られているのは 嬉しい限り。ついついかごに入れてしまうのですが毎度生食で辛 子酢味噌では芸がない。 ホタルイカだってイカの一種ですから 和洋中いろいろなジャンルの料理にアレンジできるはずです。和 食と洋食はいろいろ試してみたので今度は中華に挑戦! という ことでこんな料理を作ってみました。 | |||||||||||||
(2人分) | |||||||||||||
・ホタルイカ ・小松菜 ・生姜 ・にんにく ・ごま油 [調味料パート] ・濃口醤油 ・オイスターソース ・中華スープの素 ・豆板醤 ・酒 ・ブラックペッパー |
100g 3株 スライス1枚 ひとかけ 6g(大匙1/2) 6g(小匙1) 6g(小匙1) 3g 3g(小匙1/2) 15g(大匙1) 少々 |
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