一幻風えびそば 難易度:★★☆ 調理時間:22分 |
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家族には申し訳ないと思いつつ横浜での単身赴任暮らしは独身 時代に還ったようでとても楽しいものでした。その頃、僕に新しい 『趣味』ができました。趣味と呼んで良いのか微妙な気もするの ですがそれは飲食店巡りです。 ネットなどで評判のお店を調べ ては出かけて行って料理を楽しむ──というスタイルでわりと計 画的に行っていましたね。限られたお小遣いでお店を回ることに なるのでできるだけハズレを引きたくないといういかにも小心者 的心情の発露だったなぁ。 それ以外にも飲食店巡りについてひ とつ決めていたルールがありました。それは──チェーン店のお 店には極力行かないこと。狙うのは専ら個人経営のお店ばかりで した。異論もあると思うのですが僕的にはチェーン店で出される 料理はその店の料理人の料理じゃないと思っているのです。全国 一律で同じ味を出す必要がありますから料理のレシピは本部か ら提示されたもの。料理人はそのレシピから外れないように指示 通りの調理を行う──つまり彼オリジナルの味覚や調理技術が介 入する余地がないと思うのです。 それに対して僕が飲食店巡りで 期待するのはその店でしか食べられない料理。そこの料理人でし か作り得ない料理なんですね。チェーン店のお店ではそれは期待 できないと考えて避けました。 そうやって覚えたお店の味を─ ─家でも食べてみたい! なんて考えてしまうのは如何にも僕ら しい発想だなと思います。また食べたくなったらもう一度その店 に行けば良いだけなのに「いやそうじゃなくて自分で作ってみた いんだ」と意地を張っちゃうんですね。で、自作を試みるのです 。ネットには有名店のレシピに関する情報も多数溢れていますし それらも参考にしつつ記憶の糸を手繰り寄せて味の再現をする のはけっこう楽しい作業だったりします。 過日、冷凍庫に海老の 殻がストックしてあるのを発見。そろそろ使い切ろうと考えた時 に札幌で食べたえびそばが脳裏をよぎりました。 お店の名前は 「一幻」。 国内に数店舗、海外にも進出しているので厳密には 個人経営のお店ではないのですが北海道に行ったらどうしても行 ってみたいと思っていたので旅先で立ち寄ったお店です。それか ら十年近く時が経ってしまっているのでかなり記憶はおぼろげ。 ですがそれなりの味になった気がするのでメモしておきます。 | |||||||||||||
(1人分) | |||||||||||||
・棒ラーメン ・バナメイエビ ・乾燥わかめ [スープパート] ・水 ・昆布出汁の素 ・かつお出汁の素 ・鶏がらスープの素 ・おろしにんにく ・おろし生姜 ・白味噌 ・酒 ・味醂 ・濃口?油 ・コチュジャン [仕上げパート] ・ラード ・ごま油 |
100gまたは生ラー メン1玉 10尾 ひとつまみ 400g(カップ2) 小匙1/2 小匙1/2 小匙1 ひとかけ分 ひとかけ分 36g(大匙2)なければ 手持ちの味噌36g 15g(大匙1) 27g(大匙1.5) 6g(小匙1) 6g(小匙1)なければ 豆板醤6g 12g(大匙1) 4g(小匙1) |
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