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     芋煮
 難易度:★★☆ 調理時間:40分


 

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東北の秋から冬にかけての風物詩の一つに「芋煮」というの
があります。
河原などの屋外で大なべで里芋を中心に煮てみんなで食べる
というもの。江戸時代頃からの風習ですが村をあげてのもの
ではなく、比較的少人数のグループで行われていたようなの
でさながら今のバーベキューのような様相だったのではない
でしょうか?
なぜ、秋から冬にかけて芋煮を行うのか? という理由は
二つあったようです。一つは米の不作に備えて里芋を栽培
する土地が多かったこと。もう一つは里芋の保存可能温度が
10〜12度と比較的高く、東北では囲炉裏端など温度の
高いところに吊るすにしても大量には保存できず、そろそろ
食べきってしまわないといけない季節だったことのようで
す。
江戸時代は豚や牛を食べる習慣はありませんので今と違って
野菜オンリーだったと思われます。それでも、時代の新旧に
関わらず河原で戴く非日常的なご馳走はひとしおで話も弾ん
だのじゃないでしょうか?
大昔のバーベキュー大会に想いを馳せながら、お弁当のお菜
へと芋煮を作ってみました。
 (4人分)

 ・里芋
 ・ごぼう
 ・こんにゃく
 ・茸類

 ・長ネギ
 ・牛肉又は豚肉
[煮汁パート]
 ・だし汁
 ・濃口醤油
 ・酒
 ・砂糖

5〜6個
半本
一丁
今回は椎茸、舞茸、なめこ
半本
300g

1リットル
72g(大匙4)
45g(大匙3)
18g(大匙2)
1.  こんにゃくは沸騰した湯に投入し、5分間下茹でしてざるに揚げます。
2. 1.をやっている間に里芋の皮を剥き食べ易い大きさに切ります。ごぼうはささがきにします。長ネギは小口切りにします。茸類、お肉は食べ易い大きさに切ります。
3. 水1リットルを沸騰させてから火を弱め鰹節を投入します。そのまま蓋をせずに煮立たせないよう気を付けながら5分かけて濃いめに出汁を引きます。
4. 3.に[煮汁パート]の調味料の半量を加え、肉以外の具材を加えて15分煮ます。
5. 4.に肉を加えてあくを取り[煮汁パート]の残りを加え更に5分煮ます。最期に長ネギを加えてひと煮立ちさせればできあがり。
  
  • やっぱり里芋が主役ですね。お肉はおまけという感じ。ほっこりしみじみ美味しいです。本場のいも煮のように寒い屋外で食べたらひとしおなんだろうなぁ。
  • 他にも人参などありあわせの野菜をできるだけたくさん加えましょう。
  • お肉は鶏でもいけると思います。案外、鮭や鱈など冬場の魚でも面白いかも。
  • 一人分からでも作れますが、できれば大なべでたくさん作った方が味が良くなるだろうなと思える料理の一つです。
  • よりリアルさを追求したい方は熱々の器を以てベランダや庭に出て下さい。熱々の煮物の有難味を実感できます。但し、ご近所から不審人物扱いされても知りません^^;


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