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     イタリアンドレッシング
難易度:★☆☆ 調理時間:3分


 

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浦沢直樹作「二十世紀少年」は馬鹿馬鹿しいほど壮大な物語でし
た。 主人公である昭和の少年たちは秘密基地で悪の組織の世界
征服計画「よげんのしょ」を書きます。ところが……彼らが成人
して良いおじさん、おばさんになった頃、そのよげんのしょに書
かれた通りのできごとが発生して世界は終末に向かって行くとい
うお話。 子供っぽい(って、実際書いたのは子供ですがw)荒
唐無稽な世界滅亡のシナリオがひとつまたひとつ現実のものにな
っていくホラー感。あの秘密基地のメンバーしか知らないはずの
よげんのしょの中身を知っている「誰か」に肉薄していくサスペ
ンス感。ひりひりするようなテンションで読み進めたものです。
で、よげんのしょの一行目にはこんなことが書かれていました
。 『かれらはさいしょに、おそろしいさいきんへいきでサンフ
ランシスコとロンドンを襲いました』 で、ほんとにサンフラン
シスコとロンドンで細菌兵器を撒くテロが発生するという。 け
ど、なんでその二都市? という疑問が残りますよね。万博をや
っていた頃の少年たちが思い付くにしてはちょっと唐突な感じ。
その答えは……。町内に喫茶さんふらんしすこという店とスナッ
クロンドンという店があっただけというw そういえば昭和のあ
の頃、名前の由来がよくわからない取って付けたネーミングの飲
食店ってあったよなぁと思い出しました。 で、ドレッシングの
話です。 イタリアンドレッシングはどこで生まれたでしょうか
? 答えはアメリカ。実はイタリアに行ってもイタリアンドレッ
シングというものは存在しないらしい。というかイタリアにはそ
もそもドレッシングという文化は馴染みが薄いらしくてサラダに
かけるのはオリーブオイル、酢、塩、胡椒など別々の調味料を好
みの量かけて食べるのが一般的らしい。じゃあなんで名前にイタ
リアン? と思っちゃいますよね。 考案したのはマサチューセッツ
州にあるイタリア移民が経営するレストランらしいのですがどう
も、「オリーブオイルを使っているのってなんかイタリアンっぽ
くね?」てなノリで付いた名前のようなのです。喫茶さんふらん
しすこやスナックロンドンより多少マシかもしれないけど五十歩
百歩な気がするなぁw とまれ、このドレッシングは1941年
に生まれてから大人気で瓶詰などが飛ぶように売れたとか。僕も
名前だけは知っていたのですがそういえば作ったことがなかった
なと気付いて過日試しに作ってみました。
 (1人分)

 ・オリーブオイル
 ・レモン果汁
 ・砂糖
 ・塩
 ・玉ねぎ、ピーマン
 ・ホワイトペッパー
 ・オレガノ

12g(大匙1)
15g(大匙1)
ひとつまみ
1g(小匙1/6)
少々
少々
少々
1.  玉ねぎとピーマンはみじん切りにします。それ以外の材料を合わせてよく混ぜ、これに玉ねぎとピーマンを加えればできあがり。
  
  • レモンの風味が爽やかなドレッシングです。野菜オンリーでも良いのですが魚介などを加えたシーフードサラダにも良く合いますよ。
  • 実はイタリアンドレッシングのレシピはいろいろ出回っていて「これが正解」というものはないみたい。特徴的なのは酢またはレモン果汁を使うこと。玉ねぎ、ピーマンなどの野菜のみじん切りが入っていること。オレガノなどのハーブやスパイスを加えて風味を複雑にしてあることだそうです。
  • イタリアンドレッシングから派生したクリーミーイタリアンと呼ばれるドレッシングはほぼ材料は一緒なのですがバターミルク(クリームからバターを摂った残りの液体)かマヨネーズで文字通りクリーミーにしてあるのが特徴です。


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