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     鶏排(ジーパイ)
難易度:★★☆ 調理時間:50分


 

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大学を卒業して社会人になったばかりの頃、大学時代の同郷の
先輩に誘われて御堂筋を散策したことがあります。何が目的だっ
たか覚えていませんが地下鉄 難波駅を起点に梅田駅方面まで
てくてく歩きましたっけ。徒歩なら50分ほどのコースですが実際に
は2時間以上かかりました。なんでかというと…… 駅ひとつ分
歩く度にファストフードのお店に入っておやつを食べていたから
(笑) 今では信じられないくらいあの頃の僕は健啖で大食いだ
ったんですよね。さっきビッグマックを食べたばかりだというの
にまたすぐに小腹が空いてくるという非常に燃費の悪い体質でし
た。いっそ、ビッグマックの4倍くらいのハンバーガーがあれば
良いのになんて思いましたっけ。 そんな夢のようなファストフ
ードが台湾にはあります。その名も「鶏排(ジーパイ)」。台湾
流フライドチキンなどと呼ばれている屋台料理です。叩いて薄く
延ばした鶏肉に厚めの衣を付けて揚げたものなのですが、その
大きさは人の顔よりでかい!(いや、比喩じゃなくてホントにそう
いうサイズなのです) ネットか何かで見かけて「美味しそう!
」と思い、そのうち作ってみようと思いながら長らく忘れており
ました。 過日、またネットで鶏排の名前を見かけまして、また
また「美味しそう!」と思ってしまって──今度は忘れないうち
に鶏肉を買ってきて作ってみました。
 (1人分)

 ・鶏むね肉
 ・卵
 ・片栗粉
 ・揚げ油
[下味パート]
 ・酒
 ・濃口醤油
 ・砂糖
 ・おろしにんにく
 ・おろし生姜
 ・五香粉
 ・粗挽きブラックペッパー

1枚(約300g)
1個
適宜
適宜

15g(大匙1)
12g(小匙2)
6g(小匙2)
ひとかけ分
ひとかけ分
小匙1/2
少々
1.  鶏むね肉を観音開きにして更にすりこぎか小ぶりのワインボトルなどで叩いて厚さ5mm程度に伸ばして4〜5等分します。これを[下味パート]と合わせて冷蔵庫で30分漬け込みます。
  • 本式にはカットせずに1枚丸ごとで揚げるのですが家庭では揚げづらいと思いますので4〜5等分にカットするのがおススメです。
2. 1.の漬け込みの終わり時間に合わせて揚げ油を170度に温めます。卵はよく溶いておき、片栗粉はバットにたっぷりめに入れておきます。
3. 1.をざるに揚げて水気を切り、卵液をくぐらせてから片栗粉を厚めにまぶします。これを揚げ油に入れて片面3分、ひっくりかえして3分揚げればできあがり。
  • 鶏肉をたくさん入れると揚げ油の一度に揚げるのは3個程度までにしましょう。
  
  • 外はさっくさく中はしっとりのフライドチキンに仕上がります。うん、これは唐揚げではなくフライドチキンだな。五香粉の風味がいかにも中華っぽくて楽しいですよ。
  • レモンをきゅっと絞ったりパクチーを載せて食べると更にエスニックな気分がマシマシになります。
  • 1.の工程で鶏肉をカットせずに顔よりでかい揚げ物にして食べるのが本式です。中華鍋のような口の広い調理鍋で揚げられるようでしたぜひチャレンジしてみてください。その場合は最初の3分はけっしていじらず、表面がカリッと揚がってから菜箸で返すようにしましょう。


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