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     カツオのたたきの南蛮漬け
難易度:★★☆ 調理時間:9分


 

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元号が文化文政の頃。明治維新まであと70年、西暦でいうと1
800年に入ったばかりの頃、まぐろの豊漁が続いたそうです。
いっぱい穫れるのは嬉しいけれど冷蔵庫のない時代にそんなに穫
れても持て余すばかり。 少しでも長持ちさせようと刺し身を醤
油に漬ける方法が考案されました。いわゆるヅケですね。これを
酢飯と合わせたのが江戸間の握り寿司の始まりだと言われていま
す。初めて食べる鮪の寿司はさぞ新鮮な味がしたことでしょう。
けど、いくら美味しくても毎日毎日寿司ばかり食べていたら早晩
飽きてしまっていたに違いありません。 ひもじい思いをするよ
りはずっとマシではあっても大量に同じ食材があって毎日毎日同
じおかずというのは別の意味で地獄です。美味しんぼのエピソー
ドにも鰹漁の漁師が刺し身に飽きてマヨネーズに浸けて食べたら
美味しかったなんて話が出てきましたっけ。 今年も去年に続い
てカツオが豊漁らしくてスーパーでたたきが安く売られています
。晩酌用についつい買っちゃうのですが毎度、わさび醤油やポン
酢におろしにんにくばかりでは飽きてしまう。豆板醤と合わせて
中華冷菜風にしてみたり納豆と混ぜ込んだこともありましたがも
っと根本的に違うものが食べたくなりました。 で、ネットを検
索していて見つけたのがこれ。 カツオのタタキに火を通す!
いやいや刺し身ですらなくなってるし。けど、なかなか興味をそ
そられる献立だったのでおっかなびっくり試作&試食してみまし
た。
 (1人分)

 ・鰹のタタキ(刺し身でもOK)
 ・薄力粉
 ・揚げ油
 ・玉ねぎ
 ・人参
[漬けダレ]
 ・ポン酢
 ・砂糖
 ・だし汁(かつお出汁)
 ・鷹の爪(小口切り)

100g
適宜
48g(大匙4)
1/4個
1cmの輪切り

27g(大匙1.5)
3g(小匙1)
15g(大匙1)
半本
1.  玉ねぎと人参は細切りにします。器に[漬けダレ]を合わせて玉ねぎ、人参を加えてよく和えます。
2. フライパンに揚げ油を入れて180度に温めます。待っている間に鰹のタタキを7mm厚に切って薄く薄力粉をまぶします。
3. 揚げ油が温まったら鰹のタタキを入れて片面30秒ずつ両面揚げます。油をよく切って1.に加えてよく和えればできあがり。できれば冷蔵庫で冷やして戴きましょう。
  
  • 食感は生利節に似ています(って当たり前か)。しっかりした歯ごたえなのに刺し身の新鮮さが残っているのが面白い。けっこうヤミツキになる酒肴です。
  • 漬けダレはきっちり三杯酢を調合して作っても良いのですがポン酢を使うとお手軽に作れます。そしてポン酢と鰹はとても相性が良いのです。
  • お好みでおろしにんにくを加えると風味が変わって楽しいですよ。
  • 鰹以外にマグロやブリの刺身でも作れます。


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