小アジの炊き込みご飯 難易度:★★☆ 調理時間:75分 (昆布だしを挽く時間は含めていません) |
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昔は白いご飯がすごくご馳走だったみたい。食事は一汁一菜が基 本。お家によってはご飯に味噌汁のみ。これに漬物があれば贅沢 なんてのも当たり前にあったようですから白いご飯がまさに「主 食」のポジションにあったわけですね。 今はおかずが何品かな いと寂しいなんて贅沢なことを考える時代になっちゃったので白 いご飯の位置付けもそこまで重要じゃなくなっていて中にはおか ずがあればご飯はいらないなんて人もいるみたいです。 だから か、時代が下るに連れてご飯も「白い」にこだわらず様々なアレ ンジが工夫されてきました。 ご飯を炒めるチャーハン、焼き飯 。卵を始めとして具材を混ぜ込む混ぜご飯。スープで煮込むおじ や、リゾット。上におかずを載せて完結させる丼。 そしてご飯 を炊く前に具材や調味料を合わせておいて一緒に炊き込む炊き込 みご飯もその一つです。そのルーツは奈良時代まで遡りますが芥 川龍之介の「芋粥」(舞台は平安末期)に出てくるあの料理も一 種の炊き込みご飯と言えるでしょう。具材は鶏肉や魚介、野菜や 根菜が定番ですが旬の具材を使えば季節が感じられてごちそう感 がマシマシになります。 なので僕的には年中手に入る鶏肉より 特定の季節にしか手に入らない魚介の炊き込みご飯の方が別格観 が強いかな。たとえば初夏のこの時期であれば小アジ。刺し身で 食べても美味しい新鮮なアジを炊き込むのは贅沢な気がしますが 独特の風味に暑さに負けない元気をもらえる気がします。 | |||||||||||||
(2〜3人分) | |||||||||||||
・米 ・塩 ・小アジ ・お好みの野菜 ・生姜スライス ・昆布だし ・(あれば)大葉 [調味料パート] ・濃口醤油 ・酒 ・味醂 ・砂糖 ・塩 |
2合 適宜 6尾 ごぼう、人参、しめじ など 2枚 500g(カップ2.5) 2、3枚 36g(大匙2) 15g(大匙1) 18g(大匙1) 3g(小匙1) 3g(小匙1/2) |
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