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     コッチョリキムチ
難易度:★★☆ 調理時間:25分


 

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数年前、まだ横浜で暮らしていた頃の話。 仕事で新宿の大久保
駅方面に毎日通っていました。SEという仕事はそこにコンピュ
ータがあればどこへでも行くものなのですが見方を変えると仕事
ででもなければ行くこともなかったであろう土地にまるでそこに
住んでいるかの如く日参する職業でもあると言えます。 大久保
という街も最初は「それどこにあるの?」てな感じだったのです
が仕事が終わる頃には随分愛着がわいておりました。 昔の姿は
知らないのですが2010年代の大久保は大阪で言うと鶴橋や桃
谷に似たいわゆるコリアンタウンで若者がぞろぞろ歩いているよ
うな街でした。夕方になると派手目に着飾った女子たちが長い行
列を作る店があったりして「ここはなんぞ??」と思ったりしま
したね──どうやら噂に聞くホトストクラブというやつだったみ
たい。 ま、僕は男ですしそういうお店に興味はありませんでし
たが食い意地が張っておりますので食べ物関連のお店はけっこう
覗いて回りました。 場所柄、韓国料理のお店、屋台などがたく
さん並んでいていつ行っても若い女の子たちが行列を作っている
のでそれに交じって並ぶ勇気はなかなか湧かなかったのですが
食材のお店を中心に回ったかな。 特に一軒、かなり専門的な韓
国食材、調味料をそろえたお店が僕のお気に入りでした。 各種キ
ムチ、アミ海老の塩辛(食べるのではなく旨味のある塩という位
置づけで調味料として使います)、韓国唐辛子などなど。見て回
るだけでいつまでも飽きの来ないお店でした。 その店で衝動買
いした韓国唐辛子の1kg袋は日本の唐辛子とは風味が全然違っ
て(コチュジャンみたいな香りがします)今でも韓国料理を作る
ときに重宝しております(まだまだ残っているのだw)。 過日
、晩酌の肴を何か拵えましょうと冷蔵庫を覗いたら白菜がたっぷ
り残っていたので浅漬け版キムチともいうべき「コッチョリキム
チ」を制作。韓国唐辛子君にも活躍してもらいました。 出来上
がった即席キムチの味見をしていたら……あの頃、毎日通ってい
た大久保のごちゃっとした夜のネオン街をなんだか思い出しちゃ
いました。
 (2〜3人分)

 ・白菜
[下漬けパート]
 ・塩
 ・砂糖
[本漬けパート]
 ・韓国唐辛子
 ・砂糖
 ・すりごま
 ・白炒り胡麻
 ・ナンプラー
 ・おろしにんにく
 ・おろし生姜
 ・昆布出汁の素

200g

6g(小匙1)
3g(小匙1)

大匙1.5
6g(小匙2)
大匙1/2
大匙1/2
6g(小匙1)
ひとかけ分
ひとかけ分
小匙1/2
1.  白菜の葉はざく切りに芯は1cm幅程度の小口切りにします。
2. 1.をビニール袋に入れて[下漬けパート]を加えます。ビニール袋に空気を吹き込んで風船状にし、振り回して調味料をよくまぶします。空気を抜いてそのまま10分漬け込みます。
3. 2.の白菜をざるに揚げぎゅっと握って水気を絞ります。これを大き目の器に入れ[本漬けパート]を加えてよく和えます。そのまま10分ほど置けばできあがり。
  
  • 意外と違和感なく普通のキムチの味がします。キムチの手持ちがないけどすぐにつまみたいなという時におススメ。
  • 韓国ではコッチョリまたはチョレギと呼ばれるらしい。日本ではコッチョリキムチまたは即席キムチと呼ばれます。見た目はキムチですがどちらかというとサラダに近いものです。
  • 白菜以外にもサンチュ、きゅうり、ニラ、ほうれん草などで同じように作れます。変わったところではタンポポを使ったものもあるんですって。


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