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     マンタル・ソテ
難易度:★★☆ 調理時間:8分


 

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ヨーロッパとアジアの境目にトルコという国があります。 名前
は知っているけどどんな国かはよく知らない──なんて人も多い
と思うのですが、こと料理、食材においてはいろいろとずるい(
?)国だったりします。 とにかく、様々な食材が豊富にあるん
ですよ。なんてったってシルクロードの終着点……いや出発点と
いうべきかな。その豊富な食の資源を中国まで運ぶためにシルク
ロードが成立したといっても過言ではないのですから。 ま、「
(食材が豊富で)ずるい国」と書きましたが正確には逆です。そ
ういう土地柄だから人が集まって国ができたと考えるべきでしょ
うね。ヨーロッパ大陸全体では約12000種類の植物が存在す
るそうですがトルコのあるアナトリア半島だけで10000種類
の植物が存在するとか、これをずるいと言わずして……以下略
そんなトルコの特産品のひとつが茸。その種類は30000とも
いわれています(公式に認知されているのは2500くらい)。
あ、ちょっと混乱させちゃったかもですが上で書いた「アナトリ
ア半島だけで10000種類」というのは植物をもっと大くくり
にした分類の話でその中で茸だけクローズアップして細分化する
と30000という話です。悪しからず。 秋、旬の季節になる
とたくさんの人が茸狩りに森へ入っていくとか。なんか楽しそう
だな。食材がそれだけ豊富ということはそれに呼応する料理の数
も豊富。トルコは茸料理の宝庫でもあります。 マンタル・ソテ
もそんな茸料理のひとつ。コース料理なら前菜に出されることが
多いシンプルな味付けの一品です。
 (1人分)

 ・茸(一般的にはブラウンマッ
シュルームですが舞茸など
手持ちのものでOK)
 ・玉ねぎ
 ・ピーマン
 ・(あれば)パプリカ(赤)
 ・ミニトマト
 ・にんにく
 ・オリーブオイル
 ・塩
 ・一味唐辛子

100g


1/4個
1個
1/2個
4〜5個
ひとかけ
18g(大匙1.5)
1g(小匙1/6)
少々
1.  茸はマッシュルームならスライスに、それ以外は小房に分けます。玉ねぎ、ピーマン、パプリカは5mm角の賽の目切りに、にんにくはみじん切りにします。ミニトマトはヘタを取って縦に4つ割にします。
2. フライパンにオリーブオイルを入れて中火にかけ玉ねぎを加えてしんなりするまで炒めます。これににんにく、ピーマン、パプリカを加えて1分炒めます。
3. 2.に茸、トマト、塩を加えて一味唐辛子を振り更に1分炒めればできあがり。
  
  • 塩オンリーのめっちゃシンプルな味付けですがかえって飽きが来ない──というかクセになる味です。さすが茸大国のトルコ料理だけあって茸の食べ方を熟知しているなと感じさせてくれる1品でした。
  • 主菜にはなりにくい皿ですが主菜をぐっと引き立ててくれるので前菜にもってこいの料理です。短時間でパパっと作れるところも良いですね。
  • 茸の種類はなんでもありですが欲張るならば2、3種類を混ぜると風味が複雑になって楽しいですよ。


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