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     松前漬け
 難易度:★★☆ 調理時間:1.5日〜


 

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松前漬けは北海道の名産品で、数の子がふんだんに獲れた時代、
商品にならないバラの数の子を昆布、スルメ、人参と一緒に塩漬け
にしたものでした。後に数の子が希少になり昆布、スルメのみの
松前漬けが出たりするのですが、本家の材料は数の子が入ってい
ます。時代が下って塩漬けから醤油漬けが主流になったようです。
考案されたのは江戸末期頃と思われますが、その歴史には福島県
が絡んでくるんですよね。一説では松前藩主であった松前氏が
国替えで福島にやって来た時に郷里を偲んで松前漬けに似せて
福島名物「イカ人参」を作ったと言われていますが、別の説では
福島にやって来た松前氏が名物の「イカ人参」をいたく気に入って、
やがて北海道に戻って松前漬けを作ったということになっていま
す。
「イカ人参」が先か「松前漬け」が先か? 今でも北海道と福島で
し烈な本家争いが続いているとかいないとか。
ま、外野にいる僕からすれば、どっちも美味しいんだからどっちが
先でも良いじゃんと思っちゃいますが^^;
とまれ、数の子のバラが安かったので松前漬けを作ってみました。
 (4人分)

 ・塩数の子(安いバラでOK)
 ・スルメ又は裂きイカ
 ・昆布
 ・人参
[漬け汁パート]
 ・濃口醤油
 ・味醂
 ・酒
 ・柚子果汁

200g
一つかみ
4×4cm四方
5mmのスライス5枚

45g(大匙2.5)
45g(大匙2.5)
37g(大匙2.5)
10g(小匙2)
1.  数の子は水300ccに対して塩2gくらいの塩水(分量外)に一晩浸けて塩抜きをします。
2. [漬け汁パート]の柚子果汁以外を小鍋に合わせてひと煮立ちさせ粗熱が取れたら柚子果汁を加えます。
3. スルメは細かく裂きます(料理バサミで切ってもOK)。昆布はキッチンばさみで極細に切ります。人参も千切りにします。
4. 1.をざるに揚げて水気を切り、タッパに移して残りの材料と[漬け汁パート]を加えます。冷蔵庫で半日くらい漬け込めばできあがり。1週間以上もちますよ。
  
  • 数の子が入っていることでご馳走感がハンパないです。なんかお節料理を食べてるみたい。食べごろは2、3日漬けて昆布出汁がしっかり出てからがお薦め。
  • 意外と裂きイカが良いアクセントになっています。それ単体でもかっぱえびせんのようなやめられない止まらない感があるのに、昆布のだし汁を吸ってそれが倍増されてる感じ。
  • 数の子は水300ccに対して塩2gくらいの塩水(分量外)に一晩浸けて塩抜きをします。


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