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     みぞれ蕎麦
難易度:★★☆ 調理時間:15分


 

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♪世界中の誰もかも偉いやつに思えてきて 中島みゆきの「蕎麦
屋」の出だしです。仕事で落ち込んでいる主人公が知人に「あの
蕎麦でも食わないか」と誘われる物語風の歌詞。 今更、お前と
蕎麦なんぞ食ってもと思いつつ、居留守使うのもなんだかみたい
でなんのかんのと割り箸を割っている── 「案外わかんないや
つはいるもんさ」 と主人公の心を見透かしたようなセリフを口
にする友人。木枯らしが吹く季節に背中をまるめて蕎麦をすする
二人の男。 勤め人の悲哀を感じさせながら聴き終えるとまた頑
張ろうかと思える勇気がもらえる名曲です。 蕎麦の種類は明言
されていませんが「丼に顔突っ込む」という描写があるのでざる
ではなく温かいかけ蕎麦。具材はシンプルなんじゃないかなと想
像しています。 けど、寒い夜ならちょっと贅沢して大根に生姜
をすりおろしたこんな蕎麦をすすったら一段心も体も温まるんじ
ゃないかしらん。
 (1人分)

 ・蕎麦(乾麺)
 ・鶏肉(もも肉か胸肉)
 ・塩、ブラックペッパー、サラダ
オイル
 ・大根
 ・刻みネギ
[つゆパート]
 ・だし汁(かつおだし)
 ・本返しまたはめんつゆ
 ・おろし生姜

1束
30〜50g
少々

2cm分の輪切り
少々

250g(250ml)
規定量
ひとかけ分
1.  鶏肉と塩、ブラックペッパー、サラダオイルを冷たいフライパンの上に合わせて弱火で10分焼きます。ひっくり返して更に5分焼きます。
2. 1.の工程が終わる時間に合わせて蕎麦を茹でる湯(分量外)を沸かして規定時間、蕎麦を茹でます。並行して大根をすりおろします。
3. [つゆパート]を小鍋に合わせてひと煮立ちさせ大根おろしを加えてひと煮立ちさせます。
4. 茹で上がった蕎麦をざるに揚げて流水で〆、丼に移します。[つゆパート]をかけて1.を食べ易い大きさに切ってトッピング。刻みネギを散らせばできあがり。
  
  • つゆに生姜を仕込んでいるのでポカポカ温まります。大根おろしも優しい味。カリカリに焼けた鶏肉が良いアクセントになっています。
  • このレシピの段取りポイントは鶏肉を焼く15分間に他の支度の完了を合わせること。そうすれば段取り良く仕上げることができます。
  • 蕎麦はちょっと消化に悪いのですが大根おろしがそれをサポートしてくれそう。
  • アクセントに柚子胡椒をつゆに加えると体が火照るほどポカポカしてきますよ。


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