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     なんちゃってビーフ・ストロガノフ
難易度:★★☆ 調理時間:20分


 

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日本人はずいぶん昔から生の魚を平気で食べていましたが生の野
菜を食べるようになったのはずっと最近、太平洋戦争後の食糧事
情がマシになってきた昭和30年代くらいからです。農薬を使っ
た農業が導入されるまでは寄生虫が怖かったんですね。 「けど
、どんな風に味付けしたら良いんだ?」 初めて生の野菜を食べ
ることになった日本人はずいぶん戸惑ったんじゃないでしょうか
。僕が想像するに生野菜の最初の味付けは塩を振ることだったん
じゃないかな。それから醤油をかけるてみたといったところ?
で、次に飛びついたのはおそらくマヨネーズを使うことだったと
思います。国産マヨネーズ自体は昭和初頭の1925年にキュー
ピーから販売されていて昭和16年頃には出荷量も伸びました(
主に料理店相手にですが)。 戦後、庶民の間でも認知度が上が
ってきたマヨネーズが生野菜と合うと知られるようになるまでさ
ほど時間はかからなかったでしょう。 更に高度成長、バブル経
済を経験する中で食の多様化も開花します。生野菜に付ける調味
料もマヨネーズばかりじゃつまらないと感じる人が出てきます。
で、満を持して生野菜を使ったサラダ専用の調味料──ドレッシ
ングが登場したわけです。 21世紀の今、スーパーの棚には何
十種類ものドレッシングがみっしり並んでいてまさに百花繚乱。
で、ふたたび立ち止まるときが来てるんじゃないかなと僕は思
うのです。 はたしてドレッシングはホントにサラダ専用の調味
料なのかしらと。
 (2人分)

 ・牛こままたは牛バラ肉
 ・(市販の)フレンチドレッシング
 ・エリンギ
 ・玉ねぎ
 ・バター
[調味料パート]
 ・プレーンヨーグルト
 ・塩
 ・ホワイトペッパー
 ・コンソメの素(顆粒)

200g
20g
1本
1/4個
10g

20g
2g(小匙1/3)
少々
2g
1.  牛肉を食べやすい大きさに切りボウルにフレンチドレッシングと合わせて10分漬け置きます。待っている間にエリンギは縦半分に切って1cm幅の小口切りにします(笠は細切りにします)。玉ねぎ細切りにします。
2. フライパンにバターを入れて中火にかけます。これに牛肉とエリンギを加えて肉の色が変わるまで炒めます。更に玉ねぎを入れて1分炒めます。
3. 2.に[調味料パート]を加えてざっくり絡めるように混ぜ蓋をして3分蒸し焼きにします。蓋を取って水気が半分くらいになるまで煮ればできあがり。
  
  • ドレッシングとヨーグルトの酸味が利いてさっぱりとした風味に仕上がりました。本家ビーフストロガノフはサワークリームを使うので材料費がちょっと高めなのですがこっちはかなりリーズナブルに作れます。
  • 牛肉を鶏もも肉に変えてチキンストロガノフにすれば更にリーズナブル。普段着の材料なのにご馳走感を満喫できますよ。
  • ビーフストロガノフ風にするならフレンチドレッシングがオススメですが今やドレッシングは何十種類も売られています。例えばごまドレッシングを使って誰も見たことがない料理にチャレンジするなんてのも楽しそうですよ。


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