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     茄子のマリネ
難易度:★★☆ 調理時間:15分


 

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イタメシ、韓流、マネケンのワッフルからタピオカドリンクまで
たかだか平成約30年の間に実に様々な料理や食べ物が大流行し
てまた消えていったものです。まさに祇園精舎の鐘の声と言った
ところでしょうか。 平家物語風に言えば今挙げた平成の食のブ
ームは「近く本朝をうかがふに」にあたります。つまり最近の本
朝(日本)のブームを振り返って見るとといったほどの意味。
では、遠く異朝をとぶらへば(昔々の外国のブームを見てみると
)…… 平家物語の最終幕、壇ノ浦の合戦が終焉を迎えて30年
ほど後の頃、スペインに後にアルフォンソ10世という王様にな
る方が生まれました。この人こそがスペインバルの定番料理、タ
パスの普及に大いに影響を与えた方でした。 体が弱かった彼は
医者の勧めでワインと一緒に軽い食事を摂るようにしたところ健
康になったとか。で、 酒場で酒を出す時にはかならず軽食を付
けるようにというお触れを出したのだとか それまで街のバルで
は酒だけを出してろくなつまみがなかったようですね。 タパス
は「蓋をする(=タパル)」という言葉から派生した言葉なので
すが、語源となった料理は一片のパンでした。 グラスのワイン
にたかってくる蝿が酒に飛び込まないようパンで蓋をして時々そ
のパンを齧りながらワインを飲んだのがタパスの始まりだったと
か。 王様のお墨付きを頂いて国中のバルが料理を出すようにな
りましたが名物料理を目当てに店に通う客が多いことに店主たち
はすぐに気づきました。 旨い料理を出せば店が繁盛する──
そんな商魂に後押しされてタパスは急速に進化していきます。そ
して諸行無常とはならずに今も脈々と受け継がれているのです。
もしかしたら、こんな料理がメニューに載っているバルもある
かもしれませんね。
 (1人分)

 ・茄子
 ・塩
 ・ローズマリー
 ・オリーブオイル(炒め用)
[マリネ液パート]
 ・バルサミコ酢
 ・オリーブオイル
 ・はちみつ

1本
1g
少々
18g(大匙1.5)

10g(小匙2)
8g(小匙2)
10g
1.  茄子はがくを取って5mm厚の輪切りにします。フライパンにオリーブオイル、塩を入れ茄子を重ならないように並べてローズマリーを振ります。これを中火にかけて2分焼きます。茄子をひっくり返して更に1分半焼きます。
2. 1.をやっている間に[マリネ液パート]を盛り付ける器に合わせてよく混ぜます。焼き上がった茄子を熱いうちに加えてよく和え、10分漬け込めばできあがり。
  
  • はちみつとバルサミコ酢のほんのりとした甘みが優しい小皿料理です。オリーブオイルとローズマリーの香りが気持ちをリラックスさせてくれるので1日の終りにはぴったり。
  • お好みでブラックペッパー少々を振ると風味が変わって楽しいです。[マリネ液パート]におろしにんにくを入れるのもありですよ。
  • この[マリネ液パート]は夏野菜全般に応用が利きます。トマトやオクラを使っても美味しいです。


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