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     茄子のさっぱり煮
難易度:★★☆ 調理時間:20分


 

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過日、部門の宴会がありまして、こんな話題で盛り上がりました
。 「誰もがLINEを使っている日本ってすごい!」 いや、
それだけ聞いても何がすごいのかピンと来ないと思うのですが、
何が凄いって誰もがLINEを使えるということは誰もが「字が
読めて」、「文章が作れる」ということなのです。世界中を見渡
せばまだまだ字が読める人の比率──識字率が低い国はたくさ
んある中で日本の識字率は99%。とんでもなく高い水準なので
す。 例えばこのレシピの主役「茄子」ですが、Wikipedi
aを引くとこう書かれています。 日本には7世紀から8世紀ご
ろに中国から伝わり、奈良時代から食されていたといわれ、東大
寺正倉院の古文書で、「天平勝宝二年(750年)茄子進上」と
あるのが日本最古の記録である。 つまり1373年前に字が書
ける誰かが「茄子を献上したよ」と書いた記録が今でも残ってい
るので僕らはそんな頃から茄子って食べられていたんだと知るこ
とができるのです。なぜなら僕らは字が読めるから。 これが凄
いことだと言わずしてなんと言えば良いのでしょう。 文章が読
める。文章が作れるというのはあらゆる分野にとって福音ですが
料理の世界ももちろん例外ではありません。1997年に先駆者
のCOOCPADが設立されて以来、あまたのレシピ投稿サイト
が乱立しました。ここ数年はYoutubeなどを活用した動画
でより分かりやすいレシピコンテンツもあまた作られています。
これらのコンテンツは僕らの食生活にとって大いに有用ですが
、本当に効力を発揮するのは数百年、数千年先のことじゃないか
なと僕は夢想します。もう誰もそんな調理法を記憶している人は
おらず、聴きたくてもその創始者ははるか昔に鬼籍に入っていた
としても──文章が読めさえすれば。言葉が分かりさえすればは
るか未来の家庭の食卓にその料理を供することができる。これこ
そがデジタルコンテンツの役割であり、使命なんだと思います。
ということで今日もまた一品、茄子の一皿の作り方を残します
。願わくば千年後の誰かの舌を楽しませてくれますように。
 (1人分)

 ・茄子
 ・ごま油
[煮汁パート]
 ・水
 ・濃口?油
 ・酒
 ・味醂
 ・砂糖
 ・酢
 ・おろし生姜

1本
8g(小匙2)

100g(カップ1/2)
6g(小匙1)
5g(小匙1)
6g(小匙1)
2g(小匙2/3)
5g(小匙1)
ひとかけ分
1.  茄子はヘタを取り、斜めに3mm間隔で包丁目を入れます。これを横半分に切って更に六つ割りにします。これを塩水(分量外、水200gに対して塩6g)に5分浸してアクを抜きます。
2. 小鍋にごま油と茄子(皮目を下にして)並べ置き、中火にかけて3分焼きます。
3. 2.の火を一旦止めて茄子をひっくり返し[煮汁パート]を注ぎます。再度、中火にかけて蓋をし6分煮ればできあがり。
  
  • 程よく酢の酸味が利いていてさっぱりした風味が楽しめます。夏の暑い盛りには特におススメのご馳走ですよ。
  • タッパに入れて冷蔵庫で保存すれば4日ほどは持ちますので常備菜にすればもう1品欲しい時にとっても助かります。
  • 熱いままで戴いても良いのですが冷蔵庫でよく冷やして糸切りにした大葉などをトッピングすれば冷菜としても楽しめます。見た目も涼やかで暑さが吹き飛ぶ1品ですよ。


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