茄子としめじのポークカレー 難易度:★★☆ 調理時間:20分 |
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僕が神田神保町に初めて行ったのはいつか──記憶が定かではないのですが少なくとも転勤で横浜に移り住んでから後、2013 年以降のことだったと思います。 それまでも秋葉原にはその独 特の文化と空気感に惹かれて出張に行ったついでに足を伸ばした ことがありました。けど、アキバから目と鼻の先にあるこの古書 の街は地味で用事がなければ行かないようなところだったのでつ いでにでも寄ったという記憶がありません。(僕は読書は大好き ですが古書にはあまり興味がないのです) ところが、2013 年、思わぬ転勤で横浜に住むことになっちゃった。 地方から関 東に引っ越した人の多くがそうするように僕も当初は物珍しくて 休みの度に東京や横浜の観光名所を意味もなく巡り歩きました。 ゴールデンウィークには浅草の演芸場で半日以上落語を聴いたり もしましたっけ。 で、そうなるとたいして古書に興味が無いく せにアキバの近くに古本屋がひしめく街があると聞くと行ってみ たくなっちゃった。 で、行ってみると──神保町はカレーの匂 いのする街でした。そう、あの街は古本屋と同じくらいみっしり とカレー屋が軒を並べている街でもあったのです。 同じ料理を 出す店が並んでいるということは当然競争が起きます。なまなか なカレーではあの街では生き残れないらしい。ということで必然 的にどの店のカレーもむちゃくちゃレベルが高いのでした。 そ んなカレー屋の中でいっとう古株は共栄堂というお店。日本最古 のカレー屋と呼ぶ人もいるそうです。といっても大正時代に創業 した時は洋食屋さんでカレー専門店に転身したのは戦後のことだ そうですが。 この店のメニューが面白いんですよね。「ポーク 」、「チキン」、「海老」、「タン」など具材を表す単語のみ。 『うちはカレー屋なんだから当たり前のことはメニューに書く 必要なし」 メニューに「カレー」の文字すら書かないあたり却 ってご主人の矜恃が感じられるシンプルさです。 そこへいくと このブログのメニュー名の長ったらしいこと……ちょっと気恥ず かしくなっちゃった。 なんて思いながら神保町の街並みをふと 思い出した次第です。 | |||||||||||||
(2人分) | |||||||||||||
・ご飯 ・豚ローススライス ・茄子 ・しめじ ・にんにく ・鷹の爪 ・サラダ油 ・市販のカレールウ(中辛) ・水 ・醤油 ・ガラムマサラ |
食べたいだけ 150g 1本 1/4株 ひとかけ 半本 6g(大匙1/2) 1/4箱 350g(350ml) 3g(小匙1/2) 少々 |
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