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     のれそれ
難易度:★☆☆ 調理時間:2分


 

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毎日の食事は自炊派? それとも外食派? そんなアンケートの
結果がしばしばネットで話題になります。 私見を申せば「そん
なん、その人の勝手やし、他人がとやかく言うことやないやん」
なのですが、更に申せば「たまには自炊もして料理のスキルを身
につけておけば武器になる。そのスキルを持った上で自炊、外食
を選べる人は強い」とは思います。 ま、どんな事物でも長所だ
け短所だけしかないなんてことはありませんからどっちを選んだ
って一長一短だと思うのです。 さしずめ外食の短所は不経済、
舌は肥えても料理のスキルは身につかない、味が画一的──同じ
店ならいつ行っても同じ味。こちらの体調に合わせて盛り付けの
量や塩加減を変えてくれるなんてことはないと言ったところでし
ょうか。(言えばしてくれる店もありますが) 反面、外食には
自分が持ち合わせていないレベルの調理技術を使った料理が楽し
めるといったメリットがあります。また、居酒屋などでは見知ら
ぬ客たちとおしゃべりを楽しむなんてのも僕にとっては醍醐味の
ひとつです。 そして──僕にとって外食の一番の長所は見たこ
とも聞いたこともない食材や料理と出会うチャンスがあることだ
ったりするのです。こればかりは自炊一辺倒ではなかなか得るこ
とができない経験ですね。 かれこれ十数年前。平成真っ只中の
とある日に馴染みの焼き鳥屋に顔を出した時のことでした。店の
ホワイトボードに見たことのない料理名が書かれている。 のれ
それ 何それ? って思わずご主人に聞いちゃいました。 のれ
それとは春限定の高知県の名産品で穴子の稚魚なのだそうです。
成魚になったらあんなに美味しい穴子を稚魚の段階で食べるなん
て罰当たりな……とか思いながら迷わず頼んでしまうのが僕らし
い。 出てきたのは小さな小鉢。白くて平たいヌメッとした魚が
みっしりと盛られていました。ポン酢をかけてつるっと頂く食べ
方がやみつきになる珍味でしたね。 過日、いつも行く魚屋を覗
いたら件ののれそれを発見。すっごく懐かしくなって衝動買いし
てしまいました。
 (2人分)

 ・のれそれ
 ・大葉

[二杯酢パート]
 ・だし汁(かつお出汁)
 ・酢
 ・ゆず果汁


1パック
1枚(なければ刻み
ネギ少々)

15g(大匙1)
25g(大匙1+小匙2)
5g(小匙1)なければ
レモン果汁か酢
1.  [二杯酢パート]を小鉢に合わせてよく混ぜます。これにのれそれを加えてよく和えます。極ほそ切りにした大葉か刻みネギをちょんと載せればできあがり。
  
  • 臭みなどのクセがなくて食べやすいです。ポン酢でも美味しいのですが土佐の名産ですので、かつお出汁を利かせた二杯酢がオススメ。
  • 二杯酢は酢を少し控えて柚子果汁を加えています。のれそれも柚子も高知の名産。土佐づくしと洒落てみました。
  • できれば冷蔵庫でよく冷やして戴きましょう。キリッと冷やした冷酒によく合いますよ。
  • 甘めの味付けがお好みの方は[二杯酢パート]に味醂を加えて下さい。量は6g(小匙1)から18g(大匙1)くらいまで。味を見ながら加減して下さい。


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