TOP >> Gのレシピ集 >> おかず系(中華・点心) >> 牛?飯(ニュー・ナン・ハン)
            

     牛なん飯(ニュー・ナン・ハン)
難易度:★★☆ 調理時間:40分


 

このエントリーをはてなブックマークに追加
 (過去の『特集』情報
「おせち料理特集(2013年バージョン)」
 (過去の新着情報)
 
 姉妹サイト「Gの書斎」
 ツイッター
 携帯版「Gの食卓」
 携帯版「Gの書斎」
 
アフィリエイト・SEO対策
 
 
学生時代を過ごした町に体育会系学生ご用達みたいな中華飯店
がありました。 店の品書きを見ると酢豚定食だの豚天定食だのご
く普通のいかにも町中華らしい献立が並んでいるのですが……
定食を注文するとまずはご飯とスープが出てきます。 洗面器み
たいな器に盛られてw ほどなくメインのおかずが出て来るので
すがこの器がまたでかい。で、当然それに盛られている料理の量
もはんぱじゃない。酢豚定食の豚肉なんか形容ではなく本当にこ
ぶし大くらいのやつがごろごろ転がってました。ちなみにこれを
完食した先輩は翌日入院したとかなんとかまことしやかな伝説ま
で残っていましたね。 それでも時は昭和。学生たちはこれがま
たよく食べた。僕自身、身長163cm、体重58kgの小柄で
ガリガリに痩せた学生でしたが定食屋ではご飯を最低3杯はおか
わりしていました。 ましてや運動が趣味みたいな体育会系の連
中はならなおのこと。その尋常ならざる定食を 豪快にかき込ん
でいともあっさり平らげておりました。 僕自身は元々、スポー
ツが苦手で嫌いということもあってどうも彼らに妬み半分の偏見
を持ってしまっている気がするのですが…… 体育会系の人って
ご飯をかき込むよなぁ なんて思っているフシがあります。いや
、もっとおとなしく食べる人もいるはずなのですが、どうも早飯
を競い合うようにご飯とおかずを同時にかきこんでいるイメージ
があるのです。誤解を恐れずに言えばあれは食べているのでは
なくご飯を飲んでいるのではないかと……いや、偏見が過ぎるだ
ろw で、更にイメージを膨らませるとご飯とおかずを同時に食べ
るために白いご飯におかずや汁物をぶっかけて流し込んでいるよ
うなヴィジュアルが脳裏に浮かんでくるのです。 そういった食
事スタイルに向く料理といってすぐに思い付くのは日本料理なら
丼物ですが中国版「牛丼」ともいうべきこの料理も『かきこむ』
という食事スタイルにはとても向いていると思うんですよ。
 (2人分)

 ・ご飯
 ・牛バラ肉(ブロックまたは
  スライス)
 ・青梗菜または小松菜
 ・ごま油
 ・水溶き片栗粉
[スープパート]
 ・水
 ・中華スープの素
 ・濃口醤油
 ・オイスターソース
 ・紹興酒

 ・砂糖
 ・おろしにんにく
 ・おろし生姜
 ・八角
 ・白ネギ(白いところ)

1膳分
120〜150g

1株
6g(大匙1/2)
9g(大匙1)分

150g(カップ3/4)
3g
6g(小匙1)
6g(小匙1)
5g(小匙1)なければ
同量の酒
6g(小匙2)
ひとかけ分
ひとかけ分
2片
5cm
1.  牛肉を下茹でする湯(分量外)を沸かします。待っている間に牛肉は食べやすい大きさに切ります。湯が沸いたら牛肉を入れて蓋をして再沸騰するまで茹でて湯切りします。
2. [スープパート]を小鍋に入れてひと煮立ちさせます。これに牛肉を入れて再沸騰させバスタオル3枚でくるんで30分放置して煮込みます。
  • バスタオルでくるむことで保温できるので火を使わずに煮込み作業ができます。時間に余裕があればこの煮込みは3時間くらいやってください。
  • ブロック肉を使う場合は圧力なべを使うと便利です。[スープパート]に水300ml(カップ1.5)を加えて牛肉を合わせ30分加圧してください。減圧後に蓋を取って煮汁が半分になるまで煮詰めればOKです。
3. ック肉を使う場合は圧力なべを使うと便利です。[スープパート]に水300ml(カップ1.5)を加えて牛肉を合わせ30分加圧してください。減圧後に蓋を取って煮汁が半分になるまで煮詰めればOKです。
4. 2.を待っている間に青梗菜を4cm幅のざく切りにしておきます。2.の工程が終わったら中華鍋かフライパンにサラダ油を入れて中火にかけ青梗菜を入れて蓋をし、2分蒸し焼きにします。
5. 3.の蓋を取って2.を加えてひと煮立ちさせます。これに水溶き片栗粉を加えてとろみを付けます。
6. 皿にご飯をよそい4.をたっぷりかければできあがり。
  
  • 日本の牛丼とはまた違った美味しさの料理です。牛丼の具材はご飯にかけることを前提としたトッピング的料理ですが、こちらはスープ煮というしっかりとしたおかずをご飯に合わせたもの。味付けも八角の風味が利いて如何にも中華料理って感じです。
  • 付け合わせの青物は中華料理らしく青梗菜の炒め物が定番です。けど手持ちがなければ同じアブラナ科の小松菜でもありです。今回は夏らしくツルムラサキを使ってみました。
  • 本式には牛バラ肉のブロックまたは角切りを使ってじっくり時間をかけて煮込みます。が、このレシピではランチに間に合うように時短を意識してスライスを使ってみました。ブロックを使う場合は圧力鍋などを活用するのがおススメです。
  • このレシピではオイスターソースを加えて広東風に寄せています。少し和風に寄せるならオイスターソースを抜いて濃口醤油を12g(小匙2)にしてください。すっきりした味わいでまた美味しいですよ。


本サイトの著作権は全てサイトマスターに帰属します。本サイトの転記は、ご遠慮願います。

inserted by FC2 system inserted by FC2 system