牛なん飯(ニュー・ナン・ハン) 難易度:★★☆ 調理時間:40分 |
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学生時代を過ごした町に体育会系学生ご用達みたいな中華飯店 がありました。 店の品書きを見ると酢豚定食だの豚天定食だのご く普通のいかにも町中華らしい献立が並んでいるのですが…… 定食を注文するとまずはご飯とスープが出てきます。 洗面器み たいな器に盛られてw ほどなくメインのおかずが出て来るので すがこの器がまたでかい。で、当然それに盛られている料理の量 もはんぱじゃない。酢豚定食の豚肉なんか形容ではなく本当にこ ぶし大くらいのやつがごろごろ転がってました。ちなみにこれを 完食した先輩は翌日入院したとかなんとかまことしやかな伝説ま で残っていましたね。 それでも時は昭和。学生たちはこれがま たよく食べた。僕自身、身長163cm、体重58kgの小柄で ガリガリに痩せた学生でしたが定食屋ではご飯を最低3杯はおか わりしていました。 ましてや運動が趣味みたいな体育会系の連 中はならなおのこと。その尋常ならざる定食を 豪快にかき込ん でいともあっさり平らげておりました。 僕自身は元々、スポー ツが苦手で嫌いということもあってどうも彼らに妬み半分の偏見 を持ってしまっている気がするのですが…… 体育会系の人って ご飯をかき込むよなぁ なんて思っているフシがあります。いや 、もっとおとなしく食べる人もいるはずなのですが、どうも早飯 を競い合うようにご飯とおかずを同時にかきこんでいるイメージ があるのです。誤解を恐れずに言えばあれは食べているのでは なくご飯を飲んでいるのではないかと……いや、偏見が過ぎるだ ろw で、更にイメージを膨らませるとご飯とおかずを同時に食べ るために白いご飯におかずや汁物をぶっかけて流し込んでいるよ うなヴィジュアルが脳裏に浮かんでくるのです。 そういった食 事スタイルに向く料理といってすぐに思い付くのは日本料理なら 丼物ですが中国版「牛丼」ともいうべきこの料理も『かきこむ』 という食事スタイルにはとても向いていると思うんですよ。 | ||||||||||||||
(2人分) | ||||||||||||||
・ご飯 ・牛バラ肉(ブロックまたは スライス) ・青梗菜または小松菜 ・ごま油 ・水溶き片栗粉 [スープパート] ・水 ・中華スープの素 ・濃口醤油 ・オイスターソース ・紹興酒 ・砂糖 ・おろしにんにく ・おろし生姜 ・八角 ・白ネギ(白いところ) |
1膳分 120〜150g 1株 6g(大匙1/2) 9g(大匙1)分 150g(カップ3/4) 3g 6g(小匙1) 6g(小匙1) 5g(小匙1)なければ 同量の酒 6g(小匙2) ひとかけ分 ひとかけ分 2片 5cm |
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