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     お屠蘇
 難易度:★☆☆ 調理時間:
1分+漬け込む時間:5時間くらい


 

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新しい年の初めに行われる風習はたくさんありますが、元旦にお屠
蘇を飲むのもその一つです。
Wikipediaによるとお屠蘇は「一年間の邪気を払い長寿を願って
正月に呑む縁起物の酒であり風習である」だそうです。お酒又は
味醂あるいはそのブレンドに薬草を浸して作ります。
中国では唐の時代からあったようなのですが、現代ではこの習慣
はないみたい。日本では平安時代からあったようですが、庶民に
広まったのは江戸時代のようです。
作り方ですが、一から薬草を摘んできて……ってのはやってられ
ませんので^^; 屠蘇散と呼ばれる市販の薬草パックを購入して
作るのが無難でしょう。売っているのは食料品のお店ではなく薬局
などで売られております。
本気で薬効を期待すると1日20gくらい使って作るらしいのですが、
薬=毒であり、体質によって合う合わないもありますので、くれぐれ
も薬局の方とよく相談して下さい。「そこまで本気じゃなくても良い
や」と思われる方は1/10くらいに量を減らして食用程度に薄めて
飲むのが無難です。一般にお屠蘇と呼ばれて振舞われるのはこち
ら。薬効はまるで期待できませんが、雰囲気を楽しむためのもの
だと思って下さい。
 (数人分)

 ・屠蘇散
 ・清酒
 ・本みりん

1合分
120g(120cc)
60g(60cc)
1.  屠蘇散(お屠蘇に使う薬草の詰め合わせ)は薬局などで売られています。袋を開けるとティーバッグ状になっています。
2. 容器に清酒と味醂を合わせてよく混ぜます。
3. 2.に屠蘇散を浸けて冷蔵庫で5時間ほど置けばできあがり。時間が来たら屠蘇散は抜いて下さい。
  
  • ま、美味しいものではありません。あくまでもお正月の雰囲気を楽しむ飲み物だと割り切りましょう^^;
  • 元日の朝、年少者から年長者の順で飲むのが作法です。できれば盃は3サイズ用意してお酒が苦手な方は少な目でどうぞ。
  • 写真は年末に味醂を買ったらおまけで付いてきた屠蘇散です。年末に買い物をすると結構タダで手に入ることもありますよ。
  • できれば味醂は料理用ではなく本味醂を使うことをお勧めします。料理用のは塩が入っている場合がありますので引用ではご注意を(辛いです)。本味醂がなければ清酒オンリーでOK。


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