ピリ辛酢ごぼう 難易度:★★☆ 調理時間:12分 |
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過日、実家にお年賀に行く際にお仏壇に供えるお菓子を買いに出 かけました。 ネットでいろいろ調べてお邪魔したのはうちから 自転車で10分ほどのところにある和菓子屋さん。「かりんとう 饅頭」というのが名物らしい。これが……美味しかった。 こん なご近所にこんな美味しいお菓子を売っているお店があったとは ──目と鼻の先にあっても地元の名物ってなかなか食べないんだ よなぁとつくづく思いました。これからはちょくちょく寄らせて もらおうかな。 逆に旅行などに出かけるとついついしょうもな いものを買ったり食べたりしてしまいます。小学校の頃は遠足や 修学旅行で行った先で必ずペナントと呼ばれるフェルト生地でで きた三角形の旗みたいなのを買っていました。だいたいその土地 の名勝や神社仏閣が描かれているんですけどあれはなんだった んだろう。てか、いつの間にか土産物屋からも消えちゃったんだよ なぁ。 そのもの自体の良し悪しに関係なく身近なもの、地元の ものには目がいかず見慣れないものに惹かれるのは誰もが持ち 合わせている心理です。「隣の芝生は青い」的な? あるいは「田 舎のネズミと町のネズミ」みたいな心理かな。 「結婚は鳥かご のようなものだ。外にいる鳥たちはいたずらに中に入ろうとし、 中にいる鳥たちはいたずらに外に出ようともがく」 ルネッサン ス時代(日本だと戦国時代だった頃)の哲学者モンテーニュもこ んな辛辣なことを言っていたりします。てか、その頃から結婚は そんな風に考えられていたんかい(笑) おせち料理を作ってい てしみじみ思うのは伝統的な料理ほど不人気だったりするという ことです。 なます、酢ごぼう、椎茸や根菜の旨煮、黒豆などな ど どれも普通に美味しいのに洋風の料理や中華おせちにばかり 家族の箸が伸びがち。気が付くと最後まで残っているのは和風の 料理ばかりなんてのもおせち料理あるあるなのかな。 「ロース トビーフや海老チリばかり食べてないでこっちも食べなさい」 なんて叱るのは簡単だけどなかなか聞いてはくれない。 要は「 和食なんていつでも食べられるじゃん。お正月くらい珍しいもの が食べたいよ」というこれも一種の「見慣れないものに惹かれる 心理」なのでしょう。 だったら珍しくもなんともない和食も見 慣れない料理にしてやる! 一念発起しまして2024年のおせ ち料理は伝統的なおせちをアレンジして中華や洋風の風を入れ てみました。この酢ごぼうもそんな一皿。苦労(?)の甲斐あって かけっこう好評だったのでレシピをメモしておきます。 | |||||||||||||
(2人分) | |||||||||||||
・ごぼう(太めのもの) ・片栗粉 ・揚げ油 [調味料パート] ・白すりごま ・濃口醤油 ・酢 ・砂糖 ・ラー油 |
半本 適宜 48g(大匙1) 大匙1 12g(小匙2) 10g(小匙2) 5g(大匙1/2強) 4g(小匙1) |
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