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     豚肉とれんこんのクリームシチュー
難易度:★★☆ 調理時間:20分


 

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シチューというと日本では汁物のイメージが強いですが元々は煮
込み料理を指す言葉です。 イギリスで食べたビーフシチューを
えらく気に入った東郷平八郎がコックに作るように指示したこと
から生まれたといわれる肉じゃがは「どこがシチューやねん」と
ツッコみたくなる変貌ぶりではありましたが煮込み料理という点
では正しく再現されていたと言えるかもしれません。 シチュー
が日本にいつごろ伝わったかは定かではないらしいのですが、少
なくとも明治4年には東京の洋食屋のチラシにその名前があった
そう。昭和初期にはモダンな家庭ではわりと一般的に供される洋
食だったらしいので思いの外、その浸透は早かったのかもしれま
せん。 ちなみに、クリームシチューやコーンクリームシチュー
は日本生まれの洋食だそうです。いかにも西洋料理って感じがす
るのでちょっと意外だな。 シチューミックスやシチューの素の
普及でお手軽に作れるシチューですがバターと小麦粉があれば
自作することもできます。では、小麦粉がなかったらどうするか?
その答えの一端がこの料理だったりします。
 (1人分)

 ・豚こま
 ・れんこん
 ・玉ねぎ
 ・しめじ
 ・バター
 ・塩
 ・牛乳
 ・水
[スパイスパート]
 ・ブラックペッパー
 ・クローブ(粉末)
 ・シナモン(粉末)
 ・ナツメグ

70〜80g
3cm
1/4個
1/4株
10g
3g
200g(カップ1)
50g(カップ1/4)

少々
少々
少々
少々
1.  豚肉は食べやすい大きさに切ります。玉ねぎは細切りにします。しめじは小房に分けます。れんこんはすりおろします。
2. 小鍋にバターを入れて中火にかけます。バターが大方融けたら玉ねぎを加えてしんなりするまで炒めます。更に豚肉、しめじを加えて肉の色が変わるまで炒めます。
3. 2.に牛乳、水、れんこんを加えて中火にかけよく混ぜながらひと煮立ちさせます。
4. 3.に塩、[スパイスパート]を加えて蓋をし、弱火で5分煮込めばできあがり。
  
  • ほんのりれんこんの甘みを帯びた程よいとろみのスープです。れんこんはどこへ行ったと言いたくなりますが口に入れれば納得の美味しさかな。
  • 一般にシチューは小麦粉のタンパク質が熱を加えられると硬化する性質を利用します。が、この料理ではれんこんに含まれるでんぷんの熱硬化性を利用しています。和食のすり流しで使われる技法の応用ですね。
  • シチューなどの煮込み料理は冷蔵庫の在庫処分にもってこいです。半端に残っている野菜などを全部投入して野菜室をすっきりさせちゃいましょう。


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