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     じゃがいもともずくの和風ロスティ
難易度:★★☆ 調理時間:20分


 

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インターネットが普及した今では想像しにくいかもしれませんが
昔、新聞の文化欄はレシピの宝庫でした。 新しい料理を覚えよ
うと思えば本屋さんか図書館に行ってレシピブックを買うなり借
りるなりするしかなかった時代、1コーナー1レシピとはいえそ
れは貴重な情報源で料理を覚え始めたばかりだった僕はせっせと
ハサミで切り抜いてスクラップにしたものです。 しかもその情
報の質はかなり高かったんですよね。さすが大手新聞社の情報力
。相応の店でシェフを張っているプロのレシピが惜しげもなく開
陳されて家庭の主婦でも簡単に作れるように噛み砕いて紹介され
ておりました。玉石混交な情報が飛び交うネットのレシピサイト
と比べるとそのアドバンテージは大きかったな。 新聞にハサミ
を入れていたのはかれこれ40年ほど前、1980年代のことで
すが物持ちが良い性格なので未だにノートに挟んでストックして
あったりします。 そんな僕にとっての料理黎明期の頃のレシピ
のストックに「ロスティ」という料理がありました。確か神戸の
ドイツ料理店のシェフが紹介していた料理でじゃがいも料理2品
のうちの1つでした。 茹でたじゃがいもをすりおろすという斬
新な調理法。すりおろすことでじゃがいもに餅に似た粘りが出て
マッシュポテトとは別物の何かになるのです。それをバターで焼
いてパンケーキにする技法が新鮮で当時何度も作りましたっけ。
時代が下って40年後、あれから僕はたくさんの料理を覚えま
した。で最近思ったのです。ロスティが具なしである必要はない
じゃん。例えば韓国料理のチヂミみたいにいろいろな具材を混ぜ
込んだロスティを作ったらどんな感じだろうと。 ということで
さっそく試作してみました。
 (1人分)

 ・じゃがいも
 ・もずく
 ・生姜スライス
 ・卵
 ・だしの素(昆布だし)
 ・サラダ油

1個
1カップ
1枚(または紅生姜少々)
1個
茶匙1杯
4g(小匙1)
1.  じゃがいもは皮のまま5分茹でて皮を剥きます(茹でるお湯は分量外)。これをおろし金ですりおろします。生姜は千切りにします。
2. 1.とサラダ油以外の材料をボウルに合わせてよく焼きます。
3. フライパンにサラダ油を入れて中火にかけ2.を流し込んで丸く整形します。蓋をして弱めの中火で5分焼けばできあがり。
  • 生地は緩めなので裏返さず片面だけ焼いて上面は乾く程度に留めます。
  
  • もずくの甘酸っぱさが際立つおやつ感覚の料理になりました。それでいてじゃがいもは腹持ちが良いのでしっかり主菜になります。
  • このレシピは和風に寄せてサラダ油で焼いていますがバターで焼くと風味が変わって楽しいですよ。
  • 味を付けずに食べても良いのですがお好み焼き風にソースやマヨネーズをかけて青のりや鰹節を散らしても美味しいと思います。
  • もずくがメインの料理なので具材を加えるなら海鮮で統一しましょう。シーフードミックスのみじん切りなどがお手軽です。


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