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     ローストチキンカレー
難易度:★★☆ 調理時間:25分
(鶏肉を漬け込む時間は含めていません)


 

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世の中には食に対して横着というかせっかちな人がいるようです
。 たとえば気が短い人の代名詞のように言われていた江戸っ子
の中には朝ごはんに出されたしじみの味噌汁をご飯にかけてかき
込んだとか。これが浅草名物「深川丼」のルーツのようです。
終戦間もない頃に巨人軍の千葉茂選手が銀座の洋食屋で「カレー
にトンカツを載せてくれ」と注文して生まれたのがカツカレーだ
そうです。 あるいは神戸のお好み焼き屋で焼きそばを注文した
常連が「ついでにこれも焼いてや」と弁当箱の中のご飯を差し出
したのがきっかけで神戸名物「そばめし」が誕生したとか。それ
ぞれ単品でおかずとして成立する料理を一皿、一椀の上に合体さ
せることで新しい料理として扱うようになるという現象は昔から
あったみたいです。 とある金曜日。我が家では金曜日の夕飯は
カレーと決めているのですが冷蔵庫を覗くと鶏のもも肉が1枚あ
る。 チキンカレーにする? とも考えたのですが、せっかくの
1枚肉。もっと存在感のある具材にできないものかと思案して、
まるごとオーブンで炙った鶏肉をカツカレーのカツのようにカレ
ーライスに添えるスタイルはどうだろうと思い付きました。 と
いうことでその夜のカレーはこんな感じになったのです。
 (2人分)

 ・ご飯
 ・鶏もも肉
 ・じゃがいも
 ・人参
 ・セロリの茎
 ・トマト缶
 ・カレールウ
 ・水
[鶏の下味パート]
 ・サラダ油
 ・塩
 ・ブラックペッパー
 ・おろしにんにく
 ・味の素
[カレーの仕上げパート]
 ・ウスターソース
 ・カレー粉
 ・濃口醤油
 ・はちみつ

2膳分
1枚(300g)
1個
1/3本
10cm
100g
1/4箱
300g(カップ1.5)

12g(大匙1)
2g(小匙1/3)
小匙1/2
ひとかけ分
少々

9g(大匙1/2)
小匙1
6g(小匙1)
3g
1.  鶏肉は大きめのフォークで皮目に穴を開け[鶏の下味パート]をまぶしてラップで包み冷蔵庫で半日漬け込みます(時間に余裕があればまる1日漬け込んで下さい)
2. 皮を剥いたじゃがいも、人参、セロリ、トマト缶と水カップ1.5をミキサーに合わせて粉砕します。これを鍋に入れてひと煮立ちさせカレールウを加えて弱火で10分煮込みます。
3. 2.に[カレーの仕上げパート]を加えて更に5分煮込めばカレーの完成です。
4. 2.、3.と並行してオーブンを230度に予熱して鶏肉を片面10分、ひっくり返して10分焼けばローストチキンの完成。皿にご飯、カレーを盛り付け食べ易いように切った鶏肉を添えればできあがり。
  
  • 鶏肉はシンプルな味付けながらにんにくと胡椒の香りが刺激的で単品でも十分美味しいおかず。チキンカレー仕様にしたカレーライスと交互に食べれば旨さ倍増です。
  • このレシピは2人前を想定しているので鶏肉の量は1人150gくらい。物足りない方はがっつりと1人1枚焼いちゃってください。
  • 付け合せは定番ですが酸味の強いピクルスなどがオススメです。サラダを付けるならドレッシングは酢を強めにすると口の中がさっぱりして良い感じですよ。


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