さばとキャベツのアーリオオーリオＶｅｒ．２　アジアンテイストなイタリアンのレシピ

さばとキャベツのアーリオオーリオＶｅｒ．２
難易度：★★☆ 調理時間：１０分

(過去の『特集』情報）

「おせち料理特集(２０１３年バージョン)」

(過去の新着情報)

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ごくありふれた食べ物がまさかの大ブーム！なんて現象はけっ
こう昔からあったと思います。たぶん、これからも似た現象は起
き続けるでしょう。そういえばコロナが流行りだした初期の頃
、マスクの買い占めの煽りを食らったみたいにトイレットペーパ
ーが、ホットケーキミックスが、果ては強力粉がスーパーの棚か
ら消えたことがありました。それと似た現象はなにかしら起き続
けるんじゃないかな。平家物語風に「近く本朝をうかがふに」
と言えば、２０１７年にサバ缶が空前の大ブームになりました。
スーパーでは常に品薄になり、ついでに値段も高騰して庶民の強
い味方、チープな魚缶というイメージは遠い昔の話になっちゃい
ましたね。過日、尼崎商店街のなんでも売っている八百屋で１
個５０円のサバ缶を発見。(ここの八百屋はお惣菜などからペッ
トボトルのジュースや淡路島プリンまで売っているのだ) 値段
の懐かしさに思わず１缶買っちゃいました。そうそう昔は特売な
らこれくらいの値段で売っていたよなぁなんて思いつつ。サバ
缶ブームの一端を担ったのはサバ料理の洋食化と言われています
。フレンチやイタリアンにアレンジされたサバ料理っておっしゃ
れー♪って感じ。僕はそういうブームに対しては「けっ」と蔑
みの目を向けるのではなく、とりあえず乗っかってみる派なので
いそいそとこんな料理を作ってみるのです。

（２人分）

　・さば水煮缶
　・キャベツ
　・オリーブオイル
　・にんにく
　・鷹の爪
　・コンソメの素(顆粒)
　・水
　・粗挽きブラックペッパー

1個
数枚
12g(大匙1)
ひとかけ
半本
3g
80g(80ml)
少々

1.	サバ缶は蓋を開けて水気を切っておきます。キャベツはざく切りにします。にんにくはみじん切りにします。鷹の爪は種を抜いて小口切りにします。
2.	フライパンにオリーブオイルを入れて弱火にかけにんにく、鷹の爪を加えて香りが立つまで炒めます。これに水、コンソメの素を加えて中火にし、ひと煮立ちさせます。
3.	２．にキャベツを加えて水気がなくなるまで数分煮込みます(蓋はしません)。
4.	３．の火を止めてサバ缶を加え、ざっくり和えてお皿に盛ります。粗挽きブラックペッパーを散らせばできあがり。

キャベツの拵えは台湾のキャベツ炒めの手法を使っています。アジアンテイストなイタリアンってところかな。
「サバ缶の煮汁が大好き」という方は敢えて水気を切らずに加えるというのもありだと思います。
サバ缶自体にも味はついているのでコンソメの素は控えめにするのが吉です。
他の魚の水煮缶やオイルサーディンなどを使っても美味しくできますよ。

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