サバのハーブビネガーソテー 難易度:★★☆ 調理時間:20分 |
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ギャップ萌えという言葉があります。
例えば道端でのほほんと 日向ぼっこをしている老人。その目の前でひったくり事件発生。 悲鳴を上げる被害者の娘。意に介さず逃走しようとする犯人の屈 強な男……と、日向ぼっこの老人が目をかっと見開き電光石火の 身のこなしであっさり犯人を抑え込んじゃった。実は老人は伝説 級の功夫の達人だった──なんて古き良き香港映画に出てきそう な1シーンです(え、今でもよく見かけるって?(笑))。 見 た目と中身にとんでもない差(ギャップ)があることを演出に利 用して観客や読者をワクワクさせることをギャップ萌えというの です。 強面のヤクザ風の男が老人や子供に優しい。ギャル風の 派手めな高校生が学年主席の成績保有者。風采の揚がらない青 年が殺人現場に立ち会うと警察も舌を巻く推理力を発揮する─ ─。一種のヒーロー願望の発露なんですかね。そんな場面を見 せられると観客、読者のテンションは爆上がりします。 昔で言え ば水戸黄門。越中縮緬問屋のご隠居が実は天下の副将軍だった というお話。今でいえばスパイファミリー。父は凄腕のスパイ、母 は無敵の殺し屋、娘はエスパー……うーん、ギャップ萌えのてん こ盛りだなw 料理の世界でもギャップ萌えというのは成立します。 例えば梅干しや沢庵は晩御飯のテーブルでは離れで隠居してい るおばあちゃんくらい目立たない存在。けど、それがフレンチのコ ース料理やイタリアンの皿を彩ったら──ちょっとワクワクする 光景ですね。でも、それって梅干しや沢庵にちょっと失礼かも。 僕ら日本人にとって梅干しや沢庵は当たり前すぎるお惣菜なので その秘められた実力を見誤っているだけなのかもしれません。 この料理にも似たようなことが言えると思います。サバと言えば 京都のおばんざいなどに使われる地味な魚と思われがちですが 洋食の世界でもわりと普通に使われる食材なのです。そしてなぜ かオシャレに見えちゃうんですよね。これも一種のギャップ萌えな のでしょうかw | |||||||||||||
(1人分) | |||||||||||||
・さば ・サラダ用野菜 ・オリーブオイル [マリネ液パート] ・玉ねぎ ・にんにく ・ドライオレガノ ・ドライタイム ・塩 ・ホワイトペッパー ・白ワイン ・水 [仕上げパート] ・ワインビネガー ・粒マスタード ・粗挽きブラックペッパー |
1切れ プチトマト、ベビーリ ーフ、レタスなど 6g(大匙1/2) 1/8個 ひとかけ分 少々 少々 1g 少々 15g(大匙1) 15g(大匙1) 15g(大匙1) 小匙1/2 少々 |
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