里芋の皮チップス 難易度:★★☆ 調理時間:5分 |
Tweet |
|
|||||||||||
ケニア出身の環境活動家ワンガリ・マータイさんは2005年に 日本を訪れた時、ある日本語に感銘を受けました。それは…… もったいない 元々は不都合であるとかかたじけないという意味 で使われていた言葉ですが転じてまだ価値のあるものが十分に活 かされていない状態を指すようになった言葉です。特に食べ物に 対して「それまだ食べられるでしょ」という意図でよく使われま す。 戦後すぐの頃、屋台のラーメン屋で丼に残った麺のかけら を天日に干して「ご自由におつまみください」と出したのがチキ ンラーメン誕生のヒントになったと聞いたことがあります。 身 から外して残った鶏の皮を茹でて脂を落とし、ポン酢で和えたも のは博多の屋台の名物になりました。 玉ねぎの薄皮はそれ自体 食べられませんがブラウンシチューで一緒に煮込めばシチューの 色がよくなります。あるいは布の染め物に使うこともできると聞 いたことがあります。 僕らの血の中には「これはまだ何かに使 えるんじゃないか」と自然に考えるDNAが息づいているのかも しれませんね。 かく言う僕も大根の皮を細く刻んで浅漬けの具 にしたり、きんぴらにしたりします。 この料理もそんなもった いないという思いから生まれた料理のひとつ。考えてみれば大抵 のものは揚げてしまえば食べられるんですよね。 | |||||||||||||
(1人分) | |||||||||||||
・里芋の皮 ・薄力粉 ・揚げ油 ・塩、ブラックペッパー |
あるだけ 少々 適宜 少々 |
||||||||||||
|
|||||||||||||
|
本サイトの著作権は全てサイトマスターに帰属します。本サイトの転記は、ご遠慮願います。