椎茸とごぼうの旨煮 難易度:★★☆ 調理時間:40分 |
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うちの娘は1998年生まれのバリバリ20世紀少女なのですが ──「スマホがない生活なんて考えられない」なんてのたまいま す。 いやいやスマホが流行り出したのは2010年頃以降。君 は中学を卒業するまでその「スマホがない生活」を送っていたで しょうがと言ってやりたくなるのですが(笑) 一度便利なもの に慣れてしまうと元に戻れないと感じることは往々にしてあるよ うですね。 スマホがない生活 コンビニがない生活 インター ネットがない生活 家電製品がない生活 電車がない生活…… などなど、その「便利なもの」がないと生きていけないと思うも のは枚挙にいとまがありません。 けど江戸時代にはそのどれも がなくてそれでも人は普通に生きていたんだよなぁと考えるとな んか不思議な気がします。 同様に一度その味を覚えてしまった ら元に戻れないと感じる料理も往々にしてあります。夕飯にお肉 のおかずがないと駄々をこねるご主人の話題をネットで見かける ことがありますが江戸時代まで遡らなくても三丁目の夕日の舞台 になった昭和30年代くらいならまだ肉料理はたまのご馳走だっ た気がします。 ましてやお肉を食べる文化がなかった江戸時代 (実際にはこっそり食べられたりしたようですが)、それでも人 々を楽しませる食文化はありました。 還暦に手が届くこの年に なるとそんな江戸時代の普段着のお惣菜が肉料理以上にごちそ うに感じるから不思議。けど、近頃ホントにこういった地味なおか ずに白いご飯を戴くと「ごちそうさまでした」と自然に手を合わ せたくなるのです。 | |||||||||||||
(1人分) | |||||||||||||
・ごぼう ・椎茸 ・人参 ・ごま油 [ごぼうの下ごしらえパート] ・水 ・酢 [煮汁パート] ・水 ・出汁の素(かつお出汁) ・砂糖 [調味料パート] ・濃口醤油 ・味醂 |
5cm 1本 1/4本 4g(小匙1) 200g(カップ1) 5g(小匙1) 80g(80ml) 小匙1/2 5g(大匙1/2強) 9g(大匙1/2) 6g(小匙1) |
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