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     椎茸のポン酢炒め
難易度:★☆☆ 調理時間:5分


 

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背広、襦袢(じゅばん)、瓦(かわら) これらの単語の共通点
を述べよ。 って、いきなり謎問題過ぎますが答えは「いずれも
外来語であること」。日本語と思われがちですがれっきとした外
国由来の言葉なのです。 背広は英語のcivil cloth
es(正装)から来ている説があります。あるいはイギリスの高
級紳士服店が並ぶ街「サヴィル・ロウ(Savile row)
」が訛ったとも。しかし、吉本新喜劇ばりの強引なダジャレ訛だ
なw 襦袢はアラビア語が原語。それがポルトガル経由で伝わっ
たとか。瓦はサンスクリット語(古代インド語)のkapala
が語源だそうです。 で、食べ物や料理の世界にも同じようなも
のがあります。 金平糖はポルトガル語の「confeito」
が語源。イクラは日本語ではなく魚卵を指すロシア語です。 同
様にポン酢も実は日本語ではなくオランダ語のponsが語源。
江戸時代、中国と並んで数少ない交易国だったオランダから長崎
に伝わりました。ま、元のponsは蒸留酒に柑橘系の果汁や砂
糖、スパイスを加えたカクテルを指す言葉だったんですけどね。
日本ではポンチまたはパンチと呼ばれていたアルコール飲料でし
た。 僕らがポン酢と聞いてすぐに思い浮かべるポン酢醤油が試
験発売されたのはなんと昭和39年。ずいぶん最近になってから
なんですよね。作ったのはあのミツカン、商品名はご存じ「味ぽ
ん」です。 今ではたいていの家庭の冷蔵庫にあるであろうポン
酢醤油ですが本来の鍋用の調味料だけでなくそれだけでレシピ
集が何冊も書けるくらいいろいろな料理に使われるようになりまし
た。 たとえばこんな料理を見かけてもあまり目新しさを感じな
いのではないでしょうか。けどねこの料理、掛け値なしに美味し
かったのです。
 (1人分)

 ・椎茸
 ・ポン酢醤油
 ・ブラックペッパー
 ・ごま油

3本
18g(大匙1)
少々
4g(小匙1)
1.  椎茸は軸を落として2mm厚にスライスします。軸も石突を落として薄くスライスします。
2. フライパンにごま油を入れて中火にかけます。椎茸を入れて弱めの中火にし、2分しっかり炒めます。
3. 2.のフライパンにポン酢醤油とブラックペッパーを加えて水気がなくなるまで絡めながら炒めればできあがり。
  
  • え、これだけ? って聞きたくなるくらい簡単な料理です。けどね、すっげぇ旨いのです。その秘密はポン酢醤油。ポン酢醤油は熱を加えても風味が飛ばないよう調整されているので口に入れるとしっかり柑橘系の香りが立ってヤミツキになるのです。
  • ごま油をバターに変えると洋風に寄せた味になってまた楽しいですよ。
  • 茸類なら大抵なんでもできます。リーズナブルに作るなら安価なエノキダケあたりがおススメかな。


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