塩レモン牛丼 難易度:★★☆ 調理時間:130分 |
Tweet |
|
|||||||||||
戦国時代、フランシスコ・ザビエルによって「牛肉を食べる」と いう文化が一瞬注目を集めたらしいのですが実際にそれが普及し たのは幕末から明治初年のことです。 といってもいきなり牛肉 を使った洋食が受け入れられたわけではなく、鹿肉を使った紅葉 鍋などをアレンジした牛鍋が日本初の牛肉料理だったみたい。当 初は獣臭さに抵抗のある人が多かったので味付けはその風味を抑 えるために味噌味だったそうです。 やがて「もっと手軽に、も っとリーズナブルに牛肉を食べたい」という需要が高まり登場し たのが牛丼。 吉野家の一号店となる築地店は空襲で焼失しまし たが昭和22年に復活。なんとその頃から24時間営業だったそ うです。当時の牛丼はうな重やうな丼と肩を並べるお高さだった そうですが、築地に出入りする人は1日5万人。夜が明けるずっ と前から働いている人たちがこぞって暖簾をくぐるので店は活況 だったとか。 バブル期のグルメブームを経て「和食は醤油味の ままで良いのか」なんて考えた人がいたのでしょうか。牛丼に限 らず従来醤油で味付けされていた料理を塩で食べてみようという ムーブメントが起こりました。焼肉なども味がくどいタレより塩 の方が美味しい部位がたくさんあることが発見されました。 た だ塩のみだと塩辛すぎる。とあるホステスが「レモンちょうだい 」といって半分に切ったレモンの果汁をたっぷりかけたらめっち ゃ美味しかったというのがタン塩レモンの始まりらしい。 こう して牛肉の味付けは味噌から始まって醤油、塩と100年かけて 進化してきました。次は何がくるかなぁとか想像をたくましくし ながら、一度は食べてみるべと思って塩レモン味の牛丼を作って みました。 | |||||||||||||
(1人分) | |||||||||||||
・ご飯 ・牛バラ肉スライス ・卵 ・ごま油 ・刻みネギ [煮汁パート] ・白ワイン ・レモン果汁 ・鶏ガラスープの素 ・おろしにんにく ・おろし生姜 ・塩 ・ブラックペッパー |
適宜 150g 1個 4g(小匙1) 少々 15g(大匙1) 15g 小匙1 ひとかけ分 ひとかけ分 1g(小匙1/6) 少々 |
||||||||||||
|
|||||||||||||
|
本サイトの著作権は全てサイトマスターに帰属します。本サイトの転記は、ご遠慮願います。