しらたきラーメン 難易度:★★☆ 調理時間:7分 |
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今ではすっかり様変わりしてしまいましたが21世紀になったば かりの頃、秋葉原(アキバ)は独特の熱気に溢れる街でした。 電気屋街はアニメやゲーム、フィギュアのショップで溢れかえり 、集まってくる若者は独特のダサいファッションを良しとするオ タク達。一般人はお断り的な妙に排他的な空気を纏うエリアでし た。 人が集まるところに必ず現れるのは食べ物を扱う商売。ご 多分に漏れずアキバにも独特の食文化が数多生まれました。「ダ イエットってなんだっけ」って言いたくなるような高カロリーな 料理を出す店が多かった気がするのは気の所為……じゃないよな ぁ。 ラーメンを筆頭に肉系の定食や丼。ケバブの屋台が誕生し たのもアキバじゃなかったかな。逆におしゃれなカフェやスイー ツのお店なんかとは無縁の街でした。ま、それもメイド喫茶の登 場でまた一変しちゃうんですけど。あの頃からアキバは様変わり していったよなぁ。 アキバの食文化を語る上で外せないもうひ とつの要素は自販機。売られているものが独特でした。清涼飲料 水の自販機なんだけど3段全てドクターペッパーなんてのもあっ てアキバらしいなぁとか思いましたっけ。 食べ物の自販機だと 、ミニおでんが詰まった缶詰。いわゆるおでん缶が異彩を放って いました。僕も東京に転勤したばかりの頃、お上りさんよろしく アキバに行ってわざわざ買った覚えがあります。熱々でけっこう 美味しかったな。 おでん缶と両翼を担った食べ物缶といえばや はりラーメン缶でしょうか。要はラーメンの缶詰でお金を入れて ボタンを押せば熱々のラーメンが入った缶詰が出てくるという。 「そんなの麺が伸び切ってるやん」と言うなかれ。その麺には 秘密の食材が使われていたのです。小麦粉を練って作った麺では なく素材はこんにゃく。糸こんにゃく、いわゆるしらたきを使っ たラーメンだったのです。火も水もないところで熱々のラーメン が食べられたら楽しいじゃないか。そんな風に思って考案された らしいのですが、思いついた人は天才だな。 | |||||||||||||
(1人分) | |||||||||||||
・糸こんにゃく ・ロースハム(又はチャー シュー) ・刻みネギ ・ホワイトペッパー [温玉パート] ・卵 ・水 [スープパート] ・水 ・塩 ・鶏ガラスープの素 |
150g 2枚 少々 少々 1個 15g(大匙1) 300g(カップ1.5) 2g 3g |
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