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     ソパ・デ・アホ
難易度:★★☆ 調理時間:10分


 

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以前トリビアの泉で 「楽譜には「ウンポーコ」という 記号が
ある」 というトリビアが取り上げられてスタジオ内は小学生が
喜びそうな下ネタ的笑いが湧いておりました。外国語の発音は期
せずして日本語の別の意味を連想させることがしばしばあります
。それを聞いた日本人が思わずぷっと吹き出してもネイティブの
外国人からしたら「え? 何?」ってなっちゃいますよね。 ち
なみにun poco(ウンポーコ)はイタリア語。英語ではa
fewとかa littleを指す言葉です。楽譜では後ろに
表情記号などが来てun poco rit.(リタルダンド=
遅く)=少し遅くするといった使われ方をします。 スペインは
カスティーリャ地方の名物スープ「ソパ・デ・アホ」は日本では
主に「アホ・スープ」と呼ばれます。誰だこんな略称を付けたの
はって気がしないでもないですが^^; ソパ・デ・アホは貧し
い羊飼いたちの間で飲まれていたスープだそうです。2、3日前
の硬くなってしまったパンを美味しく食べるためにスープの具材
にしたのが始まりだとか。カスティーリャ地方で親しまれている
現代のレシピはこれの進化系で具材にチョリソーやハモン・セラ
ーノ(スペインの生ハム)を使います。なんかちょっと贅沢♪
ちなみに日本人の琴線に触れる「アホ(ajo)」はスペイン語
でにんにくという意味。にんにくを利かせるのがこのスープの特
徴なのです。
 (2人分)

 ・にんにく
 ・オリーブオイル
 ・(あれば)バゲット
 ・生ハムまたはソーセージ
  (できればチョリソー)
 ・パプリカパウダー
 ・水
 ・卵
[調味料パート]
 ・コンソメの素
 ・塩、ブラックペッパー

2かけ
26g(大匙2)
1切れ
20g

少々
400g(カップ2)
1個

5g(小匙1)
少々
1.  にんにくは薄くスライスします。生ハムまたはソーセージは1cm程度の小口切りにします。バゲットは2cm角のさいの目に切ります。卵はよく溶いておきます。
2. 鍋にオリーブオイルとにんにくを合わせて中火にかけ軽く焼き色が付くまで炒めます。これに生ハムまたはソーセージとバゲットを加えて1分炒めます。更にパプリカパウダーを加えてざっくり混ぜます。
3. 2.に水を加えて強火で温めます。ひと煮立ちしたら[調味料パート]を加えて味を整えます。
4. 3.に溶き卵を加えてすぐに火を止め、ざっくり混ぜて余熱で火を通せばできあがり。
  
  • にんにくの風味が利いていて体がポカポカ温まります。なんだか元気がもらえるスープですね。
  • 今回はお弁当用に作ったのでバゲットは抜きました。入れていたら数時間後に食べる頃にはどろどろに溶けていただろうな^^;
  • 近頃は日本でもスペイン料理のお店やバルも増えてこのスープの認知度も上がってきたみたい。ファミレスのデニーズのメニューにもあるらしいですよ。


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